春季昇給、夏季一時金闘争再開!!増益にもかかわらず-1000円~
ユニオンスクエア245号 (2008年7月1日)
春季昇給、夏季一時金闘争再開!!増益にもかかわらず-1000円~
支給日は7月7日
第1回団交 08年6月24日(火)17:30~19:30
要求書に基づいて交渉を進めました。最初に東京都労働委員会の命令に従わない会社の姿勢を問いただしました。これに対し有史常務は「労働委員会の命令は、納得がいかないから従わない」との回答でした。組合からは「2年の歳月をかけて審議した結果、法律に基づいて発令された命令であり、法律を守る姿勢はないのか」と問いただしましたが、最後まで法令を遵守するといった言葉は聞かれませんでした。この結果中労委から、社長に勧告書が発令され、世間に公開される可能性が高くなりました。経営担当者が社長の顔に泥を塗る行為である事を強く認識すべきでしょう。
続いて、会社幹部と第二組合幹部を中心とした欧州旅行に関して、その人選方法などを尋ねましたが、会社は「仕事の責任者を中心に声をかけた」と述べましたが、会社の責任者と称される方々が17名も1週間以上にわたり、会社に不在になる異常事態に対するコメントはありませんでした。最後にこの旅行計画がいつからあったのか尋ねましたが、回答をかたくなに拒みました。
一時金に関しては、社長が全社員を前に固く約束をした、一時金の積み上げ方式を根底から崩してしまう発表がありました。(右上表)
和田人事課長から一時金の交渉期日は25日までと一方的に告げられ、要求書の大半の議題を残し、時間ですからと言って、一方的に交渉は終了されました。
尚、この日業績発表があり、売り上げは微減ながら営業利益は42%増との発表があり。常盤台の閉鎖等、リストラの成果であるとの説明がありました。
第2回団交 08年6月25日(水)17:30~20:00
ここ数年行われている団体交渉において、会社の不誠実な態度はいっこうに改まっていません。団体交渉はおしゃべりの場ではなく協約を交わすのがその役目ですが、会社側は文書の交換をかたくなに拒みます。この法律で定めた当たり前の事すら実行できない団交メンバーに口約束が実行できるはずが有りません。単なるメッセンジャー集団でしかありません。
この日の団交では安全衛生管理体制の実施状況を尋ねましたが、全工場において全く行われていない状況でした。会社側は小竹事業所ではきちんと行っているとの見解でしたが、組合の聞き取り調査では、衛生管理者等の定期巡回や選任者の周知なども行われていない状況が明らかになりました。サービス残業など安全衛生管理に問題があり、04年頃から組合はこの問題に取り組み安全衛生に力を入れてきた結果、文書による管理体制の計画を行ってきましたが、その後文書の作成を一方的に行わなくなり、今回、安全衛生管理体制の実施状況を尋ねたところ、この有様でした。有史常務はこの状況を重く受け止め、その場で管理部長に速やかに体制を整え実施するよう命令しました。
一時金に関しては、有史常務から「組合の皆さんに納得いける回答を用意してきた」との前置きのあと、発表が有りましたが、全く見当違いの回答に要求書すら目を通していない事実が分かりました。
2回目の回答は下記の通りでした。最後に本日決定した、安全衛生計画に関して協定書の交換を求めましたが、有史常務は「この件は組合に要求されなくても、当然にやるべき事なので協定書は交換できない」と言って、全員がさっさと席を立ち、戸締まりもしないで帰ってしまいました。
10000円(10人未満) ・5000円(2割程度) ・1000円(5~6割)
0円(2割程度) ・-1000円(10人未満)
尚、評価に納得のいかない方は直接所長にお尋ね下さい。
中央労働委員会 第1回調査 08年6月26日(木)14:30~
中央労働委員会の調査が始まりました。
今回の労働委員会はかなり異例の展開になっています。東京都労働委員会から発令された命令に不服であるとして、会社が国の機関である中央労働委員会に「もう一度、審査をやり直して下さい」と言って、申し立てたものです。
東京都労働委員会では完璧なまでに会社の言い分を通すことができなかった会社側代理人の弁護士は、今回非常に力をいれて、ページ数の多い申立書を作ってきました。しかし、その内容は論点の外れた展開に終始し、苦労の後が伺えました。組合側の弁護士は会社の申立書や会社証人の証言が嘘である根拠を淡々と記述し、読んでいても、合理的で理解しやすい答弁書になっていました。
中央労働委員会の労働者側委員は私たちが加入していた連合傘下のゼンセン同盟の出身で、『平河21』設立等も熟知しているようで、私たちも『平河21』が、その後どういった活動をしてきたか、彼らの広報紙を元に公益委員と会社側委員に説明していきます。
労働委員会は基本的に和解を勧めますが、和解の条件であった基本労働協約を、労働委員会に救済申請をした事を理由に一方的に破棄するなど、常識では考えられない会社の行動に労働委員も困惑顔でした。
結論として、次回は審問を行わず、もう一回調査を8月26日に入れ、それまでに会社の責任者を呼び、労働委員会あるいは労働委員が会社に赴いて指導をする事になりました。また、そのほかの懸案事項(団交拒否、不利益変更、組合事務所問題等)も全て勝てるから、労働委員会と裁判所に提訴する方向でいくように強く勧められました。また、そのためにも上部団体に再加入の必要性を説明されました。事態は会社にとっても、ユニオンにとっても想定外の方向に展開しているようです。
弱者の弱い者いじめ
秋葉原の凄惨な事件、引き金は派遣に代表される不安定な雇用でしょうか。強者である会社や派遣会社に向かわず、自分より弱い歩行者にトラックで突っ込み被害者にとって取り返す事のできない事件をおこしてしまった。類似事件は平河工業社でも起きかねません。脱退勧誘を受けニクミに加入した後、解雇されたM氏がサバイバルナイフをもって本社前に押しかけた事件。解雇された社員の奥様が社長室に押しかけ、パトカーが出動したケースなど、粗っぽい解雇のしかたに社員が拳を振り上げています。2~3年毎に起こるトラブルが大事件につながらなかった事に安堵を覚えます。
本来人事課は社員にサービスを提供する部署です。最近何か変だと思いませんか?
「ちよだ鮨」に労働組合
東京圏を中心に展開する、ちよだ鮨チェーン(従業員数3000人)に労働組合が結成され、平河ユニオンの本社分会長だった高橋さんの、ご子息が委員長に就任されました。連合傘下のゼンセン同盟のバックアップで結成準備し、公然化するまで親も知らなかったそうです。チェーン店はマクドナルドに代表されるように残業不払やパート社員の多い業界だけに、今後の労使の話し合いが重要になります。現在、社長出席のもと団体交渉が行われており、今後の展開が注目されるところです。
私たちは、働く者の利益を考える平河工業社唯一の労働組合
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