「秋」団体交渉

秋の賃上げ回答、またも0円でした。

ユニオンスクエア262号 (2009年10月13日)

秋季、団体交渉報告!!
秋の賃上げ回答、またも0円でした。

秋季賃上げ団交 ●10月2日 18:30~19:30 ●10月5日18:30~21:00
  上記二日間にわたって行われた秋季賃上げ団体交渉でしたが、内容は特に進展もありませんでしたので、まとめてご報告いたします。
  結論から申し上げると、予想された通り定期昇給は春に引き続きゼロ回答でした。経営者から、約束の定期昇給だけは最低限守るといった姿勢は全く見えず、積極的に現状からの脱却を試みる経営方針は示されず、人件費を抑える消極姿勢に終始しているようです。その結果社員のモチベーションは異常なくらい低下し、会社に対して無関心な社員が増加していることに不安を覚えます。 
 今回の団体交渉において、会社が主張しているのはいつもと変わらず①雇用を守る。②1年経ったという理由で昇給するわけにはいかない。と言うことでした。
 組合は、①雇用を守ると言っているが定期昇給を行わないで守っているとは言えない。20代の人が30代になるとそれなりに生活費も増え、やがて生活が破綻してしまう。②の1年経ったという理由で上げろと言っているのではない。1年間経営者の経営計画に則(のつと)り、中間管理職の指揮命令に忠実に従って、地道に職務を遂行してきた結果に基づいて、入社時に会社が約束した定期昇給を求めている。1年経てばスキルアップも当然ある。一部の人に技能検定をやり、その人達だけ密かに昇給をしても、不公平感しか生まれないのではないでしょうか。
 今回のゼロ回答で、2000年4月から10年間の累計昇給額は25,450円(年平均2,545円)。2007年4月から3年間の累計昇給額は2,000円(年平均666円)と言うことになりました。特に上記昇給額のサンプル調査での実態はもっと低額に推移している結果も出ております。
 組合では就業規則や求人票の雇用条件に記載されている労働条件の定期昇給を守れないなら、役員報酬を下げてでも実施すべきではないかと詰め寄る場面もありました。
 雇用継続に関して日本の平均寿命は現在、女性86歳、男性79歳となっています。俗に日本の平均寿命は世界一の水準だが、病院で寝たきりの人が多いから、と言われています。他人の介助を要せず普通の生活ができるレベルを世界保健機構(WHO)が健康寿命として発表していますが、この調査によると日本は男性72.3歳、女性77.7歳であり、この水準は世界一となっています。従って数値からは寝たきりが多いので平均寿命が高いとは言えないようです。片や厚生年金の支給開始年齢は繰り下がり後数年で65歳まで支給されなくなります。
 このような背景のなか、2006年4月から改正高年齢者雇用安定法が施行され、継続雇用の義務化を定めましたが、当社においては雇用の継続は進捗していないのが現状です。
  当社では、定年退職者の雇用継続の有無を、3ヶ月前に本人宛に通知すると会社は約束しただけで、肝心の全員雇用の約束、賃金算定方法など、一切決まっておらず安心して働ける環境は整っていません。世間では非常識な低額賃金を提示して、結果として雇用の継続をしない会社も僅かですが見聞きします。当社においては一定のルールを作り賃金制度を確立しなくてはならないと思います。
  現在組合では、再雇用の賃金条件を離職時の70%とするように要求しています。これとは別途今回の団交で、雇用継続の為の措置を講ずるよう求めました。たとえば、道路に精通している人は、現在赤帽など外注に依存している配送を請け負ってもらう等、考えれば方法いくらでもあると説明しました。この件に関して会社からは前向きに考えると回答を受けています。

           ザ・コラム 【業界動向】
【電通、初の赤字】前期362億円の黒字から一転して200億円の赤字、博報堂と共に広告大手2社がそろって赤字になった。
【日経新聞】大手新聞各社で部数を伸ばし一人勝ちを謳歌していたが、広告収入減などにより純損益は55億円の赤字(昨年同期59億の黒字)となった。
【ゴマブックス】1988年(昭和63年)7月に設立された中堅の出版会社。9月7日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日、保全命令を受けた。負債総額は38億2000万円で債権者は大日本印刷や中央製版印刷等。国内景気の悪化やベストセラーの不在、返本率の上昇など業界環境が悪化、新刊の出版点数を増やしたものの販売が激減し債務超過に転落した。 

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
第12回定期大会にみんなで参加しよう !!
日時:10月30日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館 JR池袋西口徒歩7分

大会出席者は受付にてお食事代補助、1000円を必ずお受け取り下さい。

私たちは、一つの会社にひとつの労働組合を目指しています

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秋季、賃上げ団体交渉開始!!

ユニオンスクエア261号 (2009年9月28日)

秋季、賃上げ団体交渉開始!!
秋の賃上げ要求、一律3000円としました。

 
  秋季定期昇給の団体交渉の申し入れを、9月14日に行いました。国内全体の不況の風や会社の業績低迷を肌に感じる状況ですが、私たちの生活は更に厳しさを増しています。
 当社の平均年収は不明ですが、調査会社が中堅印刷会社の労働者の平均年収を発表しています。それによると、【図書印刷・602万円】【宝印刷・591万円】【三浦印刷・588万円】【東京リスマ・500万円】【廣済堂・486万円】【平賀・482万円】【野崎紙業・432万】('09.3月期)となっています。
 平均年齢は各社それぞれ異なりますし、平河工業社はこの中でも平均年齢は高い水準にあると推測でき、年収を一律に比較する事は困難ですが、賃金水準は低位に位置するのではと推測できます。これらの、同業他社の中には長引く不況により、信用不安を起こしていたり、赤字の会社も含まれていますが、実感として当社の賃金より高いし、賃金体系も整備されているように見受けられます。
 ユニオンではこのような、同業他社の賃金水準を参考に賃金引き上げの要求を、一律基本給に3,000円上積みとしました。今日まで、団交日の回答はありませんが、執行部では全力投球で臨みます。

セミナー報告
 長引く不況の中、今年になってから指折り思いつくだけでも、老舗印刷会社の恒陽社印刷所(負債79億)や三和実業(負債59億)、光印刷(負債49億)が倒産し、また、大阪書籍、一橋出版、雄鶏社などの教科書会社や出版社が倒産しています。このような世情のなか、三省堂印刷の月岡社長のお話を聞く機会をえました。社長のお話では、6月5日、東陽印刷所が負債総額53億円で倒産しましたが、三省堂印刷は初動の危機管理が功を奏し、約1億2,000万の回収ができました。しかし、それでも外注業者ではトップの1億3,000万円の貸し倒れが発生し、取引先から、フイルムの引き上げの打診を受けるなど、危機的状況は変わらず、社内は大変な騒ぎになりました。しかし、危機を乗り越える為には経営陣の結束、社員のモチベーションの高揚を
  必須と考え、定期昇給、家族手当増、賞与の二ヶ月分支給、夏休み前には夏季休暇手当30,000円支給など、例年通り社員との約束を履行していったそうです。最後に、「情報の共有が『求心力』となり、約束の反故やリストラが『離心力』となる」と含蓄のあるお話しを聞かせていただきました。
沈まぬ太陽
 大会でもご紹介したことがある、山崎豊子原作の小説『沈まぬ太陽』が映画化され、10月24日から公開されます。労働組合問題が小説化されたり、まして映画化なんて想像もできない何となく平和な現在(いま) だからこそ、企業の不条理と働く事の意味を問う、主人公の葛藤を是非ごらんいただきたいと思います。
 映画の中でどのような表現が駆使されているか知るよしもありませんが、複数組合問題を日本航空を舞台に繰り広げる、壮大なドラマは人間叙事詩とも表現され、企業の社会倫理を痛烈に表現した作品です。イチクミ善、ニクミ(会社)悪、の表現は読む側にとって愉快不愉快はあるものの、社会派小説の意義は否定できないでしょう。奇(く)しくも民主党政権下で日本航空の再建計画がスタートしていますが、複数組合の問題は未解決のままのテイクオフに、既に亡くなられた主人公がモデル。

         告  示
組合規約17条により下記の通り第12回定期大会を開催し ます。
                    記
   1.日時  2009年10月30日(金)19時~21時
   2.場所  豊島区立勤労福祉会館(池袋駅西口7分)
   3.議題  活動報告、2009年度運動方針案               
      役員改選、他
                      平河ユニオン      
                          執行委員長 窪田義人

            役員立候補受付中
2009年度、新役員に立候補希望者は分会役員から立候補用紙を受け取り、役員名、分会名、氏名を明記のうえ10月20日(月)迄に各分会長まで提出してください。

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
第12回定期大会にみんなで参加しよう !!

日時:10月30日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館 JR池袋

大会出席者は受付にてお食事代補助、1000円を必ずお受け取り下さい。

私たちは、一つの会社にひとつの労働組合を目指しています。

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サービス残業撲滅へ向けて安全管理体制の充実を!

ユニオンスクエア247号 (2008年10月27日)

何故やらない!安全衛生委員会
サービス残業撲滅へ向けて
           安全管理体制の充実を!

定期昇給団体交渉 其の②
08年10月6日(月) 10月7日(火)19:00~21:00

●今年の初めから始まった営業職の大量離職に対して、現場から営業職への異動を考えるとの話がありました。この件は以前からユニオンが具体的に日産自動車等の例を出して、求めていたことでしたが、会社側は「自動車は親戚や友人にでも売れるが、印刷はそのようにはなりません」といった回答でした。しかし、ここへ来て営業職の大量離職により、冒頭の説明がありました。営業職への異動希望のある方は是非、上司にご相談してみてください。
●冬季、夏季一時金等、積み上げ方式の賃金の一方的な不払いや減額が行われている事が表面化しています。この件に関して会社に説明を求めましたが、いずれも納得のいくものではありませんでした。
 昨年の冬季一時金では、減額金の額を給料明細書に記入していましたが、今年の夏の一時金からその記入が無くなった事に関して、その理由を尋ねました。
 ボーナスからの減給額を明細書から削除する理由として、有史常務は「減額金の額を明細書に記入することはご家族がある場合、かわいそうという、思いやりからです」と回答がありました。減額金の記入さえなければ、家族には会社が大変だからと言えばそれで済み、本人も配偶者や家族に知られず、傷つかないですむというものです。また、人事課も給与計算において有史常務のおもいやりで明細に記入しない事にしたとの事でした。
 しかし、一時金であっても、減額する場合、労働基準法で規制されている事などを説明すると、減額は査定の結果であると説明の内容が変わってしまいました。
 しかし、この事も会社が言っている査定幅(-1000円~+10000円)を大幅に逸脱しているばかりでなく、印刷事故の確定日が夏季一時金の査定期間(11月11日~5月10日)からもはずれており、今回の事故による減額は、いずれも根拠の無い、思いつきであると推認されるものでした。
平河工業社持株会の運用に関して。
 退職などで解約された株券は、残った株主会の会員に等分するとの約束でしたが、現在それが行われていないのではないかと質問しました。そもそもの疑問は約3年前の団体交渉後に幕田理事長に確認したときに始まります。そのときの回答は、「きちんと会員数で分配は行っている」との事でした。つまり、300株の解約があって、会員数が300人であれば300株を300で除して、一人あたり1株増える計算になります。
 この説明は組合の見解と同じものでしたが、私たちは会員数等も知り得る立場に無かった為、株主会でなにが行われているのか実態を掌握しきれませんでした。しかし、ここ数年かなりの人数の退職者がでていますが、持ち株数の増加について、かなりな個人差が判明してきました。
 団交後の10月17目に山下部長から回答がありましたが、今回の説明は幕田理事長の説明と大きく異なる配分がされている事が判明しました。
 中途解約者の株券は、会員数割りでも、会員各自の割り当て株数に応じるものでもなく、積み立て金額に応じて按分しているとのことでした。何を根拠にそのような按分方法をしているのか不明ですが、いずれにしろ会員個々が投資した貴重な財産です。当初の目的通り、社員の財産形成の為に運営されていることを願います。詳細は大会でご報告しますが、組合では幹事証券会社の(株)大和証券SMBCの説明を求めています。
●おざなりになっている各事業所の安全管理体制について質問しました。ユニオン発足以来、絶えず求めている、安全管理体制ですが、未だ、衛生管理者すら選任できない状況が続いています。ユニオンでは、サービス残業撲滅へ向け、早急に法定の安全管理体制を構築するよう求めました。
 かねてより平河工業社では、ユニオンの組合員を外すために、無資格者に『衛生管理者試験』を受験させるなど、その無法ぶりは目に余るものがありました。このような不正は最近ではM重工でも『管理技術者』の資格者証を組織的に不正取得した事が判明し、新聞報道されるなど企業に与えるダメージは少なくありません。
交渉員
組合側:窪田・葛西・道辻・杉浦・安孫子            
会社側:有史常務・山下部長・渡辺課長・和田課長・松浦氏・今野氏

本社分会報告  601日戦争に幕
 本社分会長であった、谷野和広氏の職場復帰が決まり、10月22日から通常勤務に入りました。昨年2月28日に解雇されてから、601日目の事でした。思い起こせば、飯田橋の居酒屋で、「必ず帰ってこいよ!」と、本社だけで40人以上の社員やOBが集まって下さり、激励していただきました。今回の職場復帰は組合の全面支援の元、裁判所での仮処分、異議申立、東京地裁、と完全勝利を続け、さらに東京高裁での判決を待つこと無く、会社が自ら控訴をおろすという展開でした。
 本来であれば、話し合いで解決できる内容にもかかわらず、これほどの不毛のエネルギーを費やした事は、はなはだ遺憾ですが、一審判決に従い、無条件で現職復帰させた会社の対応に、代理人を始め組合は高く評価しております。窪田委員長に対する不当労働行為に関しても、既に命令の出ている案件ではありますが、前向きに和解を進めていきます。(次回中央労働委員会は12月2日です

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
第11回定期大会にみんなで参加しよう
日時:11月14日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館 JR池袋西口徒歩7分

私たちは、働く者の権利を守る平河工業社唯一の労働組合です

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定期昇給は2年ぶりに2000円!!

ユニオンスクエア246号 (2008年10月14日)

10年間の定期昇給の総額は30,652円
定期昇給は2年ぶりに2000円!!

平河工業社の定期昇給は、10年間で30,652円で、業界内でも極めて低額です。
それにもかかわらず、団交を一方的に打ち切る姿勢に経営者の資質が問われます。

定期昇給団体交渉
08年10月6日(月) 10月7日(火) 17:30~19:30
●交渉の結果2年ぶりに平均で2,000円昇給することになりました。
 この10年間の昇給額の合計は30,652円です。今後平河工業社の業績がV字回復する可能性は今のところありません。そうしますと、この会社では今後10年間も同じ結果をたどると思われます。
 平河工業社の平成10年の高卒求人票では基本給118,800円。職種手当36,500円、合計155,300円となっています。(新宿公共職業安定所)
 つまり、18才で入社されて38才になったとき、結婚してお子様が二人生まれていたとしたら家族手当が14,000円増えますから所定内支給額は199,952円になっています。社会保険料等控除後の実質手取り額は約17万5,000円くらいでしょうか。これで家族4人が暮らす事はちょっと大変ですね。しかし標準的な社員の平河工業社のモデル賃金はこのようになります。配属先により、歩合給や生産手当が付く場合もあります。これに残業手当がプラスされますがまさに生活破壊の賃上げ率ではないでしょうか。
 反面、平河工業社の直近10年間の経常利益(余ったお金)の総額は76億1,500万円になります。潤沢な資金は新しい工場建設や最新鋭の機械に生まれ変わっていますが、社員の生活破壊は続いています。以上10年を振り返っても、会社にお金が無いから、経営が苦しいから賃上げができないのでは無い事がわかります。
 尚昇給額の幅は4,000円 3,000円 2,000円 1,000円 0円です。査定に疑問のある方は、直接上司にお聞きの上、執行部までご相談下さい。


●不利益変更は労働契約法に違反
    ① 残業割り増し賃金を7時間45分経過後より支給すること
    ② 繰り越し有給休暇の買い上げを従来通り実施すること
    ③ 遅刻三回までは従来通り皆勤手当を支払うこと
    ④ 傷病欠勤時の賃金を従来通り休業手当として支払うこと
 今回の団交でも、会社が一方的に押しつけてきた、上記不利益変更4項目に対して、是正を求めました。また、1分の遅刻に5,000円の皆勤手当不支給は労基法に違反する可能性があることも告げ、改善無き場合法的措置も辞さない事も伝えました。
 安全衛生問題では三六協定を理由にサービス残業をさせている実態に鑑み、100時間残業を暫定的に容認する特別条項付きでの三六協定の締結を促しましたが一切耳を貸しませんでした。サービス残業を行わせる確信犯的労務管理の実態が透けて見えてきました。
 このような不誠実な団体交渉の末に法律に違反した場合、管理部ではどのように責任をとるのか厳しく問いただしました。違法と判断された時、誰が責任をとるのかの問いに会社側団交メンバーは黙るのみで、自分たちの行っている仕事が違法であることを承知している気配さえ感じました。人事として労務管理のプロとして遵法精神をもって仕事をしてもらいたいものです。
 会社は雇用を守る為に昇給できないと言っていますが、果たしてそうでしょうか。10年間、印刷界において優良な収益を上げているにもかかわらず他社並みの昇給を行わず、社員の生殺(なまごろ)しが続いているように思います。希望退職者の募集等リストラには大変なお金がかかりますが、会社の将来、従業員の将来を示せないのであれば、大胆な施策を講じて、社員の可能性を支援すべきでは無いでしょうか。


●一時金減額問題
 このところ、当り前のように一時金から減給制裁が行われています。組合と会社が話し合った結果から、大きく逸脱した減額は社員の生活を脅かしています。会社は査定の結果といっていますが、どうもそうではなさそうです。次回9号においてこの問題と持株会問題についてとりあげます。

                      告  示
組合規約17条により下記の通り第11回定期大会を開催し ます。
                         記
   1.日時  2008年11月14日(金)19時~21時
   2.場所  豊島区立勤労福祉会館(池袋駅西口5分)
   3.議題  活動報告、2008年度運動方針案
           役員改選、他
                         平河ユニオン      
                              執行委員長 窪田義人 

 私たちの平河ユニオン設立に尽力下さった伊藤敏夫様(69才)が9月28日逝去されました。全統一引退後も情報労連にて、ご活躍されていただけに無念でなりません。こころよりお悔やみ申し上げます。
 尚、葬儀は中野、高徳寺においてしめやかに執り行われました。
謹んでお伝えいたします。

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
第11回定期大会にみんなで参加しよう 
目時:11月14日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館 JR池袋西口徒歩7分

私たちは、働く者の権利を守る平河工業社唯一の労働組合です

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春の賃上げに続き昇給はゼロ円

ユニオンスクエア234 (2007年10月9日)

春の賃上げに続き昇給はゼロ円
春,夏,秋,創立以来初めての昇給ゼロ

第1回団体交渉 10月1日(月)15:45~18:30
 第10回大会を控えて、秋の賃上げ団交が開始されました。未解決の懸案事項は解決の糸口すら見えていないのが現状です。
◎組合はまず、会社に下請法違反容疑で捜査中の公正取引委員会の件を尋ねました。会社は『公正取引委員会と見解の相違はあるが、指導には応じている』との事でした。
◎続いて、会社に指導に入っている労働基準監督署の現状を尋ねましたが、これも多くを語らないため、指導内容などの実態は見えてきませんでした。現在監督署の指導の内容で明らかになっているのは、就業規則に、必ず記載しなくてはならない賃金の計算方法の欠落です。 たとえば、遅刻した時にいくら給料を引かれるかわからない。歩合給はもらって見ないとわからない、では困りますよね。この事は団体交渉でも何度も指摘してきた事項であり人事課の怠慢と思います。
  また、監督署がらみの事件として組合員でない営業の方から「ユニオンが監督署にチクッたから残業ができなくなったと、長や業の任者が言っていたが本当なのですか」と寝耳に水の質問がありました。そのような風評を誰が流しているのかは明らかですが、この件に関しては、組合としては業務上必要であり、残業の強要を行わないのであれば、残業を月間80時間とした特別条項付き36協定の締結を行う用意があることを伝えました。労基署の重要取締対象であるサービス残業が増えている実態をふまえての提案です。会社にその意思が有るのであれば、安全配慮義務など条件面を詰めた上で協定を結びます。
◎会社は社員の解雇において著しい差別をしているのではないかと、質問しました。この事は労働委員会の証言の中で明らかになった事として、本社総務のN氏(平16年3月11日入社)が入社して1年にも満たない段階で不治の病に冒されている事がわかり、その後1年間療養のため入退院を繰り返しましたが、入社2年で亡くなられた件です。就業規則に照らせば、明らかに解雇事由に該当します。
 これに対して、梗塞の手術に成功し職場復帰し、通院治療中だったK氏は新卒入社で20年の勤務実績ににもかかわらず、人事課は解雇を通知してきました。就業規則の解雇事由には該当しません。この二つの事例から分かるように、会社は雇用を守るといいながら縮小傾向の部署は明らかなリストラを行っている事です。
 最後に、「N氏に会社が掛けている生命保険金はお渡ししたのですか」と質問しましたが、渉員全員が口を閉ざし、問には答えませんでした。保険金受領を目的に就業規則を歪曲して解釈するのであれば、福利厚生の意味が無くなります。
 また、この日は会社業績の発表は行われませんでした。会社の売上げ、利益を発表してそれを元に賃金交渉をするのが普通ですが、今回に限り頑なにそれを拒みました。執拗に食い下がり従業員数が360人弱との発表のみで、労働組合とキチンと話し合っていくという姿勢は見られませんでした。  
(
組合:窪田・葛西・佐藤・道辻・杉浦)
(会社
:有史常務・山下部長・渡辺課長・和田課長・松浦氏)


第2回団体交渉 10月5日(金)15:30~17:00 
 この日は安全衛生等、重要質問事項が有りましたが、和田人事課長が遅れてくるとの事で、出鼻をくじかれた格好になりました。会社からは8月20日までの業績発表があり、『金額は新聞に書かないでほしい』とのことでしたが、今ひとつ理由がわかりません(業績の数値は約束ですのでここでは明記しませんので、執行委員にお尋ねください)。第1回団交での発表を渋り、営業への携帯電話支給を業績が良くなっていない事を理由としていましたが、経常利益、営業利益とも、近年に無い大幅な回復をしています。巨額の設備投資をする一方で人件費の削減を続けている事などが要因と思われます。その一方で所沢工場や常盤台事業所などの遊休地の未利用など、相変わらず無駄使いは続いています。
 昇給の回答は昨年同期よりも業績は良くなっているにもかかわらず、秋の昇給はゼロ円と言う事でした。続けて、『冬のボーナスに期待してください』とのコメントに対して、葛西副委員長から、「待しろ、待しろと言っても、春のゼロ円回答時にもに期待してほしいと言ったではないか、それに対して、この回答では嘘つきじゃないか」と詰め寄りました。これに対して、有史常務は『それではボーナスに期待してくださいの言葉は撤回いたします』との事でした。
  組合は業規則で決めたすら守らない会社に対し、昇給しない「特別の理由」を説明するように執拗に迫りましたが、最後まで理由は説明できませんでした。会社業績は昨年よりも利益が大幅に増えているなか、昇給ゼロ円は組合員に説明ができない。会社が本当に苦しいのであれば、それを示すため役員報酬を開示するよう求めました。最後に佐藤書記長から、当社のライバル会社である日経印刷の林社長が社員を前に「平河工業社を完全に抜き去った」と挨拶をした話しがあり、当社のように社員同志を対立させる経営方針が如何に愚かな事であり、早急に改めるべきであると結びました。
(組合:窪田・葛西・佐藤・道辻・杉浦)
(会社:有史常務・山下部長・渡辺課長)

                  日経印刷ミニストーリー
 設立は平河工業社よりも14年遅れの昭和39年10月10日の東京オリンピックの年。それ以来一貫して平河工業社の後塵を拝して来た。平成12年頃から単色機等の合理化に着手し平成13年にカラー印刷分野に進出、平成15年にはモノクロからカラー主体の営業に切り替え今日に至る。 現在、板橋区に敷地面積2000坪、総床面積3600坪に及ぶ工場を建設中で平成20年8月に本格稼働予定。工場規模は当社最大規模の舟渡事業所の3倍に相当する。昨年の定期昇給率は3.07%、平均額9,824円

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
第10回定期大会にみんなで参加しよう !!
日時:11月2日(金)午後6時半場所:豊島区立勤労福祉会館
JR池袋西口徒歩7分

大会出席者は受付にてお食事代補助、1000円を必ずお受け取り下さい。

平河ユニオンは日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

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秋季定期昇給、団体交渉開催

ユニオンスクエア218 (2006年10月10日)

秋季定期昇給、団体交渉開催
常盤台事業所の閉鎖問題に対して曖昧な返答で終始する会社側交渉員
最終回答は平均1800円、なお残るサービス残業、36協定違反。


第1回団交 10月2日(月)16:00~17:30
●秋闘要求書は9月25日提出致しました。東京都内の同業他社の賃上げが平均5000円から6000円であることから平均6500円の要求をし査 定幅は上下2倍以内にするよう求めました。
●完全週休二日制の実現に向けて個人の持つ有給休暇の計画付与の導入(労基法39条)を会社側に提案しました。
●佐藤書記長の配置転換に関して、労使協議会を行っていましたが会社が一方的に打ち切りにした為、ユニオンは労働委員会への斡旋を申請していました。しかし会社側は労働委員会の斡旋を拒否しましたので、その理由を問いただしましたが、第三者の意見を聞く気はないとの事でした。
●また配置転換による給与の激変緩和措置とはどういう労働条件なのかと説明を求めたところそのような条件は知らないとの答えでした。激変緩和措置があることは多くの社員は知っているのに、会社は知らないと答える不誠実な対応にはあきれ果てました。
 最後に今年8月までの業績報告の発表がありましたが、新聞には掲載しないよう強く求められたため控えさせていただきます。
    (組合側:窪田・矢作・葛西・佐藤・高橋)
    (会社側:有史常務・山下部長・幕田課長・和田課長・松浦氏)


第2回団交 10月4日(水)8:30~12:00     
 社員数の発表がありピーク時の3分の2に激減している事がわかりました。会社は雇用を守る為に賃上げができないと繰り返し言って来ましたが、定年解雇など雇用を守らず、リストラが進んでいる事が数字の上からも明白になりました。
 賃上げ回答は平均1300円とのことでした。最終回答なのかの質問には、まだ上がるとの返事であり何の根拠も示さない一次回答に不誠実さだけが残りました。
 経常利益や営業利益の急速な減額に対してその理由も説明できない会社に対して、組合側は平河工業社の大株主である『リスマチックジャパン』並びに『
山幸』とはどういう会社なのか、どのような活動をしている会社なのか質問しましたが、会社は一切回答しませんでした。
佐藤書記長に対する配置転換で、給与の減額は異動に関する不利益取扱になることを再度指摘し法律違反であることを伝えました。
就業規則に必ず記載しなくてはならない賃金の計算方法について質問を行いました。かなり複雑な為、次回団交で回答するとの事でした。
  安全衛生管理体制についての説明が会社からありました。小竹事業所ではユニオンの求めに基づき、安全衛生委員会を発足させた事がわかり、ようやく安全衛生管理体制が充実してきましたが、最近新聞などで問題となる過労死につながるサービス残業を会社は全く認識していないばかりか、36協定を遵守する気持ちすらないようでした。安全衛生委員会のさらなる充実した活動を期待します。
  また一部事業所の
同じフロアの女子社員だけが生産手当が付いていない現状があり、事実調査と改善を求めました。この事は男女差別であり労働基準法違反であると指摘しました。またなぜ生産手当の付く人と付かない人がいるのかが問題であり、現在の賃金規定の現状を調べる事が賃金規定の改革の近道ではないのでしょうか。新賃金体制の前に現状の問題点を洗い出すのが先決であるとし、団交を終了しました。                   (交渉員は前回と同じです)

第3回団交 10月5日(木)9:30~12:00        
  秋の賃上げは平均1800円、S2800円・A2300円・B1800円・C1300円・D500円との回答でした。CとDの開きがあること、また平均1800円の回答の再考を求め、会社は再度持ち帰り回答するとの事でした。
  和田課長から遅刻欠勤に関しての賃金規定の説明が有りましたが、何故か有史常務が途中で止めさせてしまいました。あまりにひどい計算方法に聞くに堪えられなかったのでしょうか。(下の表参照)
  会社の回答は、変形労働時間制に全面協力しても、昼休みは50分にしない事。また個人のもつ有給休暇を土曜日にあてる、「計画年休制度」に対しても計画年休の導入はしない。歩合給・生産手当も毎月払いにはしない。また佐藤書記長の配置転換や高橋本社分会長の異動の件も平行線のままで決定の変更はしないと回答しました。
  (交渉員は前回と同じです)


15分未満の遅刻回数  皆勤手当より減額
3回迄    減額なし
4~7回  -1000円
8~11回 -2000円
12回以上-5000円

15分以上の遅刻回数  皆勤手当より減額
1回目   -1000円
2回目   -1500円
3回目   -2000円
4回目   -5000円

自分たちの生活は自分達の手で守ろう!!
定期大会にみんなで参加しよう !!
    
役員立候補本日まで受付です
2006年度、新役員に立候補希望者は分会役員から立候補用紙を受け取り、役員名、分会名、氏名を明記のうえ10月10日(火)迄に各分会長まで提出してください。

平河ユニオンは日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

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10月11日、粘るユニオンに最終回答2000円

ユニオンスクエア202 (2005年10月17日)

10月4日、2 ちゃんねる に「ニクミ1500円で妥結」の書き込み
10月6日、ユニオンに平均1500円の回答
10月11日、粘るユニオンに最終回答2000円

第3回団交(10月3日 16:00~17:00)
 第二回団体交渉において、これまで、団体交渉の席で一年以上交渉に参加し、交渉の成り行きを見てきた会社側の交渉員が有史常務に決定権が無いことを明かにしました。その後、有史常務は自ら決定権が有ることを弁明しましたが、内容は私たちを納得させるものでは有りませんでした。
 第三回団交においても冒頭、その弁明から始まり、決定権があると自ら述べるだけの説明に、質疑の内容を変え、「法律をきちんと守るお気持ちは有りますか。仮に有史常務に権限が有るとしたら、ここに労働法に違反している事実があった場合、いつものように持ち帰って検討するではなく、その是正をこの場で約束できますか」たたみ掛けるように質問をしましたが、結局、曖昧な答えしか有りませんでした。
 続いて、安全衛生の問題を議題に交渉に入りました。この1~2ヶ月の間に、組合員2名がそれぞれ持病の悪化を理由に退職しました。会社の安全衛生管理体制がしっかりしていれば20年以上もキャリアのある人を、むざむざ辞めさせる事は無かったのではないかと問いただしました。
 また、今回の件に関して人事課に傷病の報告が上がって来ていなかった事を重んじ、安全衛生管理体制実行への計画書を作り、それに則り管理体制作りをしていくことを約束させました。
Photo_1 安全衛生の根幹となる、産業医(岡田医師)の職務として平河工業社の各事業所 を月に一回以上巡回する義務があります。また、社員の定期健康診断書の結果報告を受け適切な処置を講じなければなりません。これら産業医として最低限の職務を行った上で、月に一回安全衛生委員会に出席して、きちんと医師としての意見を述べていればベテラン社員を失わなくて済んだのではないでしょうか。単なる名義貸しのような産業医は不要です。医師として誇りを持った産業医を選定する時期ではないでしょうか。
(交渉員:窪田・矢作・佐藤・道辻・葛西 会社:有史常務他5名)

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 労働協約の定めにより就業時間中に団交を行っていますが、会社は常に午後4時とか4時半からしか交渉に応じず、いたずらに団交を長引かせています。又、10月3日以後、団交の日程すらたっていない為、10月5日改めて団交再開申し入れ書を提出しました。

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第4回団交(10月11日 16:00~18:10)
 この日は朝から、引き続き給与算定の基礎となる資料の開示を求めて事前折衝を繰り返しました。ユニオンは決算書類が無理であるなら、せめて労働分配率や労務費を開示するように求めました。それでも会社は頑なに拒否を続け、本日の団交の開催が危ぶまれましたが、ユニオンは賃上げ以外にも交渉すべき問題もあり、夕刻より団交の席に就くことにしました。
 中々煮詰まらない団交ですが、この日は全統一本部から林委員長も参加しての団交になりました。組合は冒頭安全衛生問題から入り「慢性的に寝不足が続く営業や現場の人が昼休みに床で寝ている、疲労回復の施設を作るべきでは無いか」の質問に、会社は「法で定めているのは努力義務であるから施設を作る義務は無い」という、無責任なものでした。 ユニオンは安全衛生管理体制へ向けた計画書を10月31日までに作る事を約束させました。
 賃上げ交渉は、事前折衝の効果もあり、会社は新たに”販売および一般管理費”の額を開示しましたが、組合を満足させるデータでは有りませんでした。ユニオンに資料を開示できないので有れば世間並みの賃金を補償するように強く求め、最終的に500円アップの2000円で満足のいく回答では有りませんでした。配分は500円・1500円・2000円・2500円・3000円で配分人数は「結すればえる」と言った不誠実な受け答えで妥結に至りませんでした。
(交渉員:窪田・矢作・道辻・葛西・林(本部)会社:有史常務他4名)

  2005年 業他社給額

 大日本印刷   4,630円
 凸版印刷    4,274円
 共同印刷    3,524円
 寿印刷     4,972円
 三省堂印刷   5,175円
 壮光舎印刷   3,500円
 吉田印刷    5,500円
 新協印刷    5,430円
 日刊セット印刷5,143円
 高速オフセット 5,970円
 平河工業社   3,500円

別労働契約で金の引き下げ

 組合が新たに入手した与明細から、個別に悪した働契約を突きつけ、業手当やーナスットするなど、もの言えぬ労働者の賃金カットが行われている実態が明らかになりました。この件に関して、組合は事情説明を求め、Photo 10月6日窪田委員長が和田人事課長から説明をうけました。個人レベルの問題も含みますので全容の説明は控えますが、会社の説明を聞いても賃金を引き下げる合理的な理由はなく、労働基準法に抵触している可能性もあり納得できる内容では有りませんでした。口頭ですが、賃金引き下げ時に遡って速やかに全額支払うよう通告いたしました。
 
第8回定期大会にみんなで参加しよう !!

平河ユニオンは日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

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秋の定期昇給、要求書提出

ユニオンスクエア201 (2005年10月3日)

秋の定期昇給、要求書提出
定年延長へ向けて、今こそ団結

第10回執行委員会報告
 平河ユニオン執行部は、9月10日(土)14:00より第10回執行委員会を開催して、秋闘に向けた要求項目と第8回定期大会の打ち合わせ、そして、組合員に発生した人事異動の打診についての対策を話し合いました。
 秋闘の要求項目については、最近の経済状態の持ち直しと当社の業績低迷を考慮したうえで、昨年秋の要求額7000円に5%を上乗せし、基本給を月額で7350円引き上げる要求をすることとしました。また、現行の平河の賃金制度でもっとも構造的問題である、歩合給・生産手当の性質・根拠の説明を、改めて文書で回答するように申し入れ、この制度の問題点と不公正さを浮き彫りにさせていくこととしました。その他では、持病の悪化を理由に退社する人が連続して発生したこと等を重く見て、安全衛生管理体制における産業医、衛生管理者、事業所長の役務分担の確認。労働時間に関して、36協定違反の使用者としての見解と改善への取り組み状況の説明を求めることになりました。
 これらの要求項目を明記した「要求書」を16日に会社側へ提出し、速やかに団体交渉を開くよう申し入れました。

用延長議報告
 先の団体交渉で、雇用延長制度を「労使の話し合いで」進めていくという約束に則り、7月13日16:30から第1回目の協議が開かれました。これは、平成18年4月1日から施行される「年齢者用安定」の改正に伴うもので、法律の内容や雇用延長に関して従来の努力規定から義務規定に変更されたことにより会社は何らかの形で来年4月1日から社員の雇用を62才迄としなくてはならなくなった事に伴うものです。
 今回の協議で、雇用延長制度に関して、会社側の現在の方針が次のように発表されました。
 ①年年齢のき上げ(勤務延長制度)はえていないこと

 ②平成18年4月から速やかに実施したいこと
 ③制度導入に関して労使協定を組合と締結したいこと
 ④制度としては「雇用制度」を導入したいこと
 ⑤「再雇用」の対象者は全員ではないこと 
 ⑥協定化ができないときには「就業規則」で定めたい。ということでしたが、これらの説明からは「高年齢雇用安定法」の目的条文の趣旨は見えてきませんでした。
 会社案は左の表のデータ(東京商工会議所)から推測する限り他社に比べて優れた制度とは言難いものです。又、上の表(厚生労働省)のように再雇用制度を導入する企業は定昇制度のもと高額な賃金に達している社員の給与の引き下げを実施している企業が多くなっているのが特徴ですが、これらの企業は法律が施行される前に既に雇用延長を実施している企業ですから、一概に比較は出来ません。組合は世間並みを求めて交渉を続けて行きます。


宅ローン下げ大作戦
  書類一枚の提出で住宅ローンの金利が下記コピーのように2%から1.3%になりました。
 銀行借り換え予定の人、新規に住宅ローンを考えている人は気軽に組合までご相談下さい。各銀行は種々のローンを作っていますが借り換え手数料などを考慮すると必ずしも安くならないものも有りますので、個別にご相談に応じます。

          告  示
組合規約17条により下記の通り第八回定期大会を開催します。
            記
   
   1.日時  2005年11月2日(水)19時~21時
   2.場所  豊島区立勤労福祉会館(池袋駅西口5分)    3.議題  活動報告、役員改選、
          2005年度運動方針案、
  特別議題 再雇用制度導入における姿勢決定

情報労連全統一平河ユニオン
執行委員長 窪田 義人

役員立候補受付け中
2005年度新役員の立候補希望者は分会役員に立候補用紙を受け取り、役員名、分会名、氏名を明記して十月十五日(土)迄に各分会長まで提出してください。

平河ユニオンは日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

団交緊急報告
決定権者なき団体交渉
小石川工場、西本組合員
社によるクミ設立確に証言

第1回団交(9月27日 16:30~17:00)
 秋の賃上げなどに関する団体交渉がページネータビルで開かれました。冒頭、組合は当初から主張しているとおり、労働協約に則り団体交渉は就業時間内に行い、事前の要求書に対する質問は事務方レベルで行い、いたずらに交渉を長引かせないように求めました。
 又、組合は会社の業績データなども事前に開示したうえで、組合として検討する時間も必要であり、双方労働協約の大原則にもどりましょうと提案しました。
 その後、それぞれの要求項目について会社側の質問に答えるという形で、討議を行ないましたが、事前に賃上げ額の回答を用意するよう要求したにもかかわらず、回答を行わない不誠実な姿勢に組合側は会社の業績データを次回団交までに書面で提出する事を求めて交渉を打ち切りました。
(交渉員:窪田・矢作・佐藤・道辻・葛西 会社:有史常務他4名)


第2回団交(9月28日 16:00~17:00)
 組合は情報労連の会議で欠席の矢作副委員長に代わり、新しくユニオンに加入した小石川工場の西本組合員が交渉に当たりました。会社側は交渉員を増員し6名とし、ユニオンより多い人数となりました。窪田委員長から増員は労働協約に違反している旨、告げた後、些細な事ゆえ黙認する事とし交渉を開始しました。
 冒頭メンバー交代した小石川工場の西本組合員を紹介し本題に入りました。会社から事前に渡された会社業績の資料は従前と変わらない簡単なものでした。(別表参照)
  限られた時間の中、組合は本論に入りましたが、会社は二つの組合が有るといったニクミ擁護論を繰り返した為、本日は発言予定のなかった西本組合員が、ニクミがユニオン弱体化を狙って組織された意図を以下のように説明しました。
 小石川工場の責任者であった当時、直属の上司である取締役から『平河21』の加入申込書を渡され、「これに記入して常務に手渡すように」と指示を受け、翌日、常務白紙のまま渡しに行きできない理由を説明した事。「ニクミによる組合破壊を通してニオンを刺激して2波、3波のストを打たせてユニオンを財政難に陥れ、組織人数を減らし最終的には壊滅させる」という戦略で有ったが、良識ある複数の工場責任者の声により破綻した後「組合員をどんどん異動して組合を弱体化していく」という、取締役の発言通りの路線に転換して行った事。そして今の団交の中で有史常務のニクミ擁護論はその流れの一環ではないでしょうか。ニクミとの関係を清算して平河ユニオンこそが平河工業社における唯一の正当なる従業員代表である事を認知して、誠実な団体交渉をしてくれるよう要請しました。 今まで会社を辞めて行かれた元ニクミの幹部(三役)や会社の幹部の方々も数々の証言をされて行かれました。今回の西本組合員の発言は正にその裏付けとなる証言でした。
 会社側に座る多くの人はニクミが作られた後に入社された方も多く、粛々と語る西本組合員の発言に、団体交渉の席は水を打ったように静まりました。
 長い沈黙の後、窪田委員長から「今の西本さんの発言に関して、嘘だ、でたらめだ、といった反論はございますか」と促された会社は、暫し沈黙の後、「組合が出来たばかりで勉強不足から誤解を招く事があった」と釈明され、西本発言を否定する事は出来ませんでした。
 ユニオンにとっても予定外の発言であり、本題に戻しましたが、会社からはいつもと同じパターン、フレーズで「減収減益が続く中、一年いたからといって昇給できる状態では有りませんが、全然上げないと言うわけにはいかないので第一次回答として平均1300円上げたいと思います」と回答されました。ユニオンは、一次回答ということは、まだ上がる余地が有るようなので、その額をもう一度回答するように促しました。会社は、定権者がこのンバーのにはいないこと明言し、持ち帰って検討するとしたため、窪田委員長がその言葉を確認した上で「決定権者がいないのであれば団交の意味がない」と告げ席を立ちました。慌てた会社は有史常務が改めてその言葉の修正発言をしましたが、納得できる内容ではなく、「メッセンジャーと交渉していても時間の無駄、決定権者参加の上、団交を再開するように」と告げ団交を打ち切りました。
 (交渉員:窪田・佐藤・道辻・葛西・西本 会社:有史常務他5名)
(団交報告は交渉の概要です。詳細は組合事務所で聞くことができます)

2005820  
                       前年同月比
 売上高 6
8億3700万円  ▲ 1.9%
 営業利益 2億9900万円  30.0%
 経常利益 3億1200万円  31.2%
                  従業員数(正社員)350名

本日、16時から三回目の団交が開かれます
Photo_1



平河ユニオン
は日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

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不誠実な団体交渉に終始した秋の賃上げ!

ユニオンスクエア188 (2004年10月12日)

不誠実な団体交渉に終始した秋の賃上げ!
経営資料の公開をしない団体交渉
労働協約を守らない団体交渉

第3回団交
 秋季3回目の団体交渉は会社側が査定に入るための期限とする10月4日(月)、PM6:00~11:00までページネータービルで行われました。本論に入る前に組合より再度提出されていた要求書、①平成9年度より14年度までの決算にともなう計算書類②平成15年度中間決算にともなう計算書類③平成元年からの社員の昇格、降格、懲戒者の日付及び氏名④江古田事業所の漏水事故問題⑤当社従業員数並びに年齢別分布(別紙として事業所別、所属別の従業員数と月平均残業時間数の公表)の内容説明と文書による回答を迫りました。
 2000年夏の和解以来、数多くの団交を重ねて来ましたが会社側の団交姿勢、パターンには一向に改善、拡充の兆しは表われません。何度も同じような要求、質問を繰り返して来たことでしょう。会社側は取締役会(役員は何名なのでしょうか)はじめ役員委員会、団交メンバーの委員会を開き、団交に対する資料の作製と意思統一をはかって臨むのが普通です。1回目は組合側の要求を聞くだけ、2回目で低額値段を設定し、3回目で若干のアップ額を提示して時間切れで査定に移ってしまう。その他の付帯的な諸要求や要望、問題提起もほとんどが聞き入れられず、持ち帰りや先おくりに終始し、なかでも「新給与体制になった暁には考え直しますから」というのは、決まった常套手段、逃げ口上のフレーズと化しています。しかもあれほど期待し約束されていた、しっかりとした定昇制度のある基本給の充実した改革の要求は見事に裏切られ、これまでの雑多な旧制度を温存したまま、一方で最新の成果主義色の濃いことさらに従業員の差別化、分断化をはかる改革の原案が、討議を経ずして独断専行的に提示されている最中だから尚更です。(組合は今度の大会までに、現時点で強行された場合の新旧給与比較の数値的サンプリングを作製し発表するつもりです。)
 団交は組合側の2度にわたる資料・数値の公開、文書提出の要求を拒んだことから紛糾し、賃金交渉の実質的な討議に移れないまま物別れに終わりました。当ユニオンは、こうして団交の進展が見られない現在、
第三者機関による裁定、調停を望むべく検討中です。その場では当然、団交形式の誠実度のみならず、当社の従業員別の処遇内容や就業時間問題も問われることになり、大変なことになりそうです。
ちなみに、現時点における今秋の回答額は平均昇給額2050円、春秋年間合計で
3050円S2500円,  A2300円,  B2050円, C1000円,  D500円)、例外的にゼロ査定あり、うち1000円は基本給への繰り込みというものであり、平河ユニオンとしては一律7000円、現5段階評価の枠組みならば、定昇制確保のための最低査定額(D級)の底上げによる査定幅率の縮小、現行格差5倍を2倍以内にせよ等の要求のまま妥結に至っておりません。

変形労働時間制
 会社から、2005年度の変形労働時間制への協力要請と、日程表がユニオンに示されました。われわれとしては、6月実施のアンケートの結果、本年度春の繁忙具合、春闘回答の低さなどから、その不必要の声が多いことから、ここは慎重に再検討をしなければならない時期に来ていると判断せざるを得ません。カレンダー作製の日程上、来年度の実施はやむを得ないが、来年は早期の交渉事項として取り組んでいくことを確認しました。
休日化日:1月15日(土)、2月12日(土)、4月30日(土)
出勤化日:3月 5日(土)、3月12日(土)、3月19日(土)
なお、正月休み明けの1月8日土曜日が出勤日なのはなぜでしょうか。

新人事制度で収入はどう変わる
 『
確実に給料が下がり、確実に退職金が下がる提案』・・・。先月号の、この記事に驚きの声が上がりました。ご意見の1つは、「『21タイムス』のアンケートでは、新人事制度に反対する人がわずか1割の人しかいない。賃金が上がらないので有れば、あり得ない数値ではないか」というものでした。又、団交の席で会社からも苦言がございましたが、果たして新人事制度で収入が増える人がいるのかどうか、疑問は消えません。
 執行部ではこれらの意見を元に、執行委員の賃金明細を集め、シミュレーションを行い大会資料とする事にしました。組合員の方で新人事制度の導入により、ご自分の給与や退職金がどのように変化するかを知りたい方は、給与明細の8月、9月分並びに入社年月日と生年月日を明記して執行委員に提出してください。個人ごとに推定額を計算致します。

期大会にみんなで参加しょう!!
自分たちの生活は自分達ので守ろう!!
お仕事の都合で遅くなる方も、必ずご出席下さい。やむをえない方は委任状をお忘れなく。

日時:10月29日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館

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第二回団交、淡々と法律違反を指摘!!

ユニオンスクエア187 (2004年10月4日)

第二回団交、淡々と法律違反を指摘!!
サービス残業の実態調査を依頼

第1回団交
 2004年秋闘の第1回団体交渉は9月24日(金)、PM6:40より、本社ページネーター・ビルにおいて、会社側は和田有史常務他4名、組合側は窪田委員長他4名で行われました。今回も組合側からの要求主旨説明のみがなされ、春の低額回答(未妥結)1000円は断固認められるものでなく、少なくとも当社と同規模水準である同業他社の年間賃上げ額4000~5000円水準を確保したい旨の要請を行いました。ここ数年来の定昇見合い分にも届かない状態を所定外賃金(残業)の増加で補填してしのいでしまう。労使双方における安易かつ諦めムード的な姿勢、使用者側はことさらに賃上げを渋り雇用者側は黙々と残業でカバーしてしまう在り方の不健全性(労基法違反)をただしました。地道で真摯なこの「賃上げ」「時短」「安全衛生」への3つの努力は労使交渉の原点であり原動力のはずです。

第2回団交
 第2回の団体交渉は9月28日(火)、PM6:00より開かれました。会社側は前回と同じメンバーでしたが、ユニオンは委員長他6名で交渉に当たりました。
 例によって冒頭経理より、昨年11月から本年8月度までの10ケ月のデータ、総売上高69億6600万円 (前年比4.3%減)、営業利益4億2700万円(0.9%減)、経常利益4億5400万円(1.2%増)、利益率6.5%と説明がありました。当社のピークであった1997年の売上高 約120億円から比べ、またしても前年割れの90億円を割るのは確実です。
 和田有史常務より当社の陥っている苦しい現状の説明があり、印刷出版業界全体の規模そのものの縮小や技術革新の変化への対応のまずさ、仕入値・売値を問わず互いの原価・単価の低落による利益の減少、デフレがデフレを呼ぶ悪循環から抜け出せず大幅な売り上げの減収に見舞われているが、3・4月繁忙期の社員の協力、また激しい人事の交流や事故防止対策の効果などにより、経常利益において、いささかながらも好転の兆しが見えてきたこともあり、第1回の回答として1500円(昨年秋1800円)の提示がありました。例によって含みがありますが、次回も相当な低額回答が予想されます。
 賃金交渉はお互いが疑心暗鬼のオークションのセリ市ではありません。誠実に資料を公開し、討議を尽くしてぎりぎりの妥結にいたるのが本筋なのではないでしょうか。ユニオン執行部は、各事業所、セクションの従業員数、所定外残業時間数、
労働分配率一人当たり利益額の推移株主配当等の説明責任を経営に求めています。
 決算書類の公開は株主のみならず、労働組合の請求には応じなければならないのは当然であり、わが国の多くの判例が示すところです。
2004年6月5日、第159回通常国会において「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律改正法案」が可決・成立し、厚生年金の支給開始年齢の段階的な引き上げに合わせ、労働者が65歳まで働く「継続雇用制度」の導入が義務付けられました。最早「ウチはまだまだ」などと言っている段階ではないのです。2年後の実施をひかえ、実に多くの企業が積極的に取り組んでいます。この問題に対する回答は「当社はすでに一部実施している」との事でした。今、私たちのみならず、社会が求めているのは、このような差別的取り扱いではなく、社員全員が安心して働ける環境の整備で有ることを、きちんと認識して頂きたいと思います。
 定年退職者の離職の月により未支給になっていたボーナス問題(現行では一切支給なし)も新人事制度実施時に検討したいと言うにとどまりました。しかし5月、11月のボーナスの査定時を過ぎていても支給しないと言うのは、長期間会社に対して貢献してきた社員に対して感謝の気持ちが全く感じられないのでは無いでしょうか。
 安全衛生問題(労働安全衛生法違反)、三六協定違反問題、サービス残業問題(労働基準法違反)など密度の濃い深刻な問題は、新人事賃金制度の問題ともからみ紛糾と激論が続きました。会社側も事態が完全な法律違反になっている事を認め、
組合は一定金額以上の不払いは責任者が逮捕される可能性が有ることを示唆しました。当社が行っているサービス残業は中間管理職の勇み足も考えられる事から次回団交までに実態調査を行うよう指示しました。

サービス残業一斉調査
               
 不払い昨年度238億円
 2004年10月3日読売新聞朝刊1面のトップ記事をご覧になった方も多いと思います。現在行っている、団体交渉の最重要テーマで有るだけに、タイムリーな報道の一部を抜粋します。
『従業員に対して残業代などの割増賃金を適正に支給しない「サービス残業」が横行しているとして、厚生労働省は11月を「キャンペーン月間」に指定し、サービス残業解消に向けた対策に乗り出す方針を決め全国一斉に企業への抜き打ち調査を実施するほか、フリーダイヤルを各地の労働局に開設するなどして個々の従業員から情報を集める』としている。

第七回定期大会にみんなで参加しょう!!

 今大会は例年通りの非常に限られた時間の中ですが、賃金制度改革(平河ユニオンと会社が進めている制度改革)に関して、広く組合員の意見と判断を生の声でお尋ねします。『確実に給料が下がり、確実に退職金が下がる提案』にあなたは賛成ですか、それとも反対ですか?
日時:10月29日(金)午後6時半
場所:豊島区立勤労福祉会館

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秋季定期昇給、要求書提出

ユニオンスクエア186 (2004年9月21日)

秋季定期昇給、要求書提出
第七回定期大会が開催されます

 今年の夏は記録的な酷暑に見舞われました。台風や火山の噴火、アテネ五輪での日本人の活躍、高校野球での北海道勢初制覇などいろいろありましたが、皆様はどのような夏をお過ごしなされたでしょうか?最近の話題としては、やはりプロ野球再編問題に伴う労使協議があがるのではないでしょうか。今回、ストライキにまで及んだ労使協議をみなさんは、それぞれどのように感じ、どのように考えているでしょうか。
 さて、9月も中旬を過ぎ、秋の賃上げ交渉に臨むべく、平河ユニオンは9月11日第15回執行委員会を開催し、以下の5つの要求項目を決定し16日に会社側に提出しました。①一律7000円の賃上げ・査定の5段階評価 ②法定に伴う定年年齢の延長・再雇用制度の実施 ③定年退職時に在籍月数に応じた一時金の支給 ④懸案の安全衛生対策への取り組み状況、全事業所への安全委員会の設置要求 ⑤三六協定に違反する労働時間対策、サービス残業に関する見解説明です。最後に団体交渉を円滑に運ぶため当社従業員数、決算書等、人事並びに経理資料の提出を明記しました。
 今回の要求は、昨年の秋よりも+2000円で、一律7000円としました。その根拠は、春の低額回答1000円(未妥結)を年間換算で世間の水準に近づけるためと、世間水準や同業他社と比較した場合に、ここ数年の当社の賃上げ水準がそれらよりも毎回下回っており、その累積分を経済状態が好転してきたこの時期に取り戻そうという趣旨が込められています。
 
単純に当社の賃上げが世間水準よりも年間で2000円低いと考えた場合に、5年間で10000円の差となり、世間一般の生活水準よりもそれだけ厳しい事態になっているということがわかります。又、当社で働く社員については、収入を別の要素で補填しようという傾向も見られ、これは企業の収益や社員の「働き方」に悪影響を及ぼしていることは否定できません。特に残業の多寡で明暗を分ける不健全、不公平な状態が恒常化しており、限界に達していると判断せざるを得ません。
平河ユニオンは、すでにお知らせしている通り、「賃金制度改定」と通常の春闘や秋闘、一時金交渉は完全に切り離して交渉や討議を行う姿勢を持っていますが、現在の当社の問題点のひとつとして、たとえば会社側が企図している人事制度・賃金改革も、超過残業問題やサービス残業問題をどのように解決するか、歩合制度や生産手当をどう調整をはかるかで困難にぶつかっているようです。月間100時間を超える残業が年間を通して(繁忙期と閑散期に関係なく)行われている現状は、社会通念的に見ても、安全衛生的に見ても、どうしても是認出来る問題ではありません。みんなで真剣な討議を重ねましょう。

 全統一定期大会報告
 8月28日(土)、第37回の全統一労組定期大会が駒込の電通生協会館にて行われました。今回の大会は、30年余りの全統一での労働運動に一区切りをつけて勇退なされる伊藤委員長から6年に渡り情報労連本部の中央執行委員として活躍なされた林 克之氏へと委員長がバトンタッチされる大会となりました。
 当日は、全支部分会から50名余りの代議員や傍聴者が参加し、来賓には先の参院選で上位当選を果たした内藤参議員をはじめとするたくさんの方々が駆けつけてくださいました。平河ユニオンからは6名が参加しました。
 大会のあと、伊藤氏に対する長年の功績をねぎらう会が催され、ここでは全統一のOBなど実にたくさんの方々がおみえになり、伊藤さんの人望の篤さが伺われました。
 伊藤さんは、9月から情報労連の全国オルグ団で組織化の仕事に就かれ、10月に行われる平河ユニオンの定期大会にも駆けつけてくださることになっています。

        告  示

 組合規約17条により下記の通り第七回定期大会を開催します。
         記
   
   1.日時  2004年10月29日(金)19時~21時
   2.場所  豊島区立勤労福祉会館(池袋駅西口5分)
   3.議題  活動報告、役員改選、
          2004年度運動方針案、
  特別議題 賃金改定におけるユニオンの姿勢決定

情報労連全統一平河ユニオン
執行委員長 窪田義人

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上部に頼らず、支部だけで交渉を貫いた秋闘

ユニオンスクエア89 (2000年10月14日)

労使の話し合いが十分おこなわれたことと今後の労使関係を重視して妥結の道を
引き続き、年末一時金交渉が始まります。

上部に頼らず、支部だけで交渉を貫いた秋闘
 説得力のあった「連合その他の資料」

二役折衝(十日)結果を、
第三十五回執行委員会(十一日)で了承!

 秋の賃金交渉は、前回の『スクエア』でお知らせした通り、十月五日に開催された第四回団体交渉で、会社が提示した『平均二千円アップ」の回答を最後に、労使の主張は平行線をたどり、事態収拾のために十日に開催された二役折衝(会社側和田有史常務・山下管理部長、組合側三浦副委員長・小稗書記長)でも「金額面」での進展は依然見られませんでした。二役としては、六日に一斉に開かれた「職場集会」や「意見交換の場」での各分会からの組合員の声を総合的に判断した結果、基本的には「まとめる方向」で話しを進めな
がらも、一部には強硬な意見があることや組合員の切実な声について率直に会社に伝えました。
 しかし、今回の賃金交渉をめぐって、会社もユニオンの主張について、真剣に耳を傾け、基本給での賃上げや人事評価の仕方等について今後早急に検討することを約束するなど、労使の信頼関係が一歩深まったことを重視し、「会社案」で妥結することにしました。
 この結果を受けて翌十一日に開催された、第三十五回執行委員会は、二役の報告を満場一致で承認しました。同時に、今回の賃金交渉を振り返って、『総括』(良かった点悪かった点・成果と今後の課題等の整理)を、執行部で行い、引き続き予定される「年末一時金交渉」に引き継いでいくことを確認し、閉会しました。

秋季賃上げ交渉を終えて

  平河ユニオン執行委員長 窪田 義人
 すでに『ユニオンスクエア』でお知らせしましたように、今回の秋季賃上げ団交は、九月二十日の賃上げ要求の説明団交からスタートし、九月二十八日の一次回答、十月三日の二次回答、十月五回の三次回答、そして最後の詰めとして十月十日の最終二役折衝で決着を見ました。(延べ九時間十五分)
 今回の団交の大きな特徴は次の二点でございます。一つは、上部団体に頼りきらない姿勢を強く打ち出したこと。前回まで、団交に必ず参加していただいた、全統一本部の伊藤書記長には、話しがこじれそうなとき以外は、団交の席には出ないということで、本部で最後まで待機していただいたことです。
 二つめは、データ重視作戦。新書記長のもと、新生書記局を立ち上げ、連合、情報労連、印刷労連のご協力でデータを積極的に集めたこと。厚沢・佐藤(市ヶ谷)両書記次長が、それぞれ違った切り口で、世間相場や会社の業績推移データを休日返上で分析し、九月二十日の説明団交に臨み、数値やグラフで説明したことではないでしょうか。その結果、会社は最も重要な第一回説明団交から最終団交まで、有史常務以下、責任ある五人体制で最後までユニオンの発言に耳を傾け、交渉に応じてくれたこと。また、次回賃上げ交渉につなげるため、最終の二役折衝も速やかに開催して頂き、約束事の最終確認をし、調印を終えることができたことは高く評価したいと思います。
書記局では、次なるステップのため(裏面へ)

収集したぼう大なデータの分析を続けています。
 社員の待遇改善のために、会社に何を提案すればよいのか。結果をもとに考えて行きたいと思います。
 執行部は、今後も「組合員が要求額を決め、組合員の承認により妥結する」という、当たり前のことを、より確実に実行して行きたいと考えています。
 そのために、職場集会も増え、貴重な休み時間を割くことも多くなるかも知れませんが、組合員一人一人の貴重な意見をまとめ、平河工案社の社員の声とするために、ご協力をお願いしたいと思います。

付記

 各事集所・工場間における「仕事量」の差が、七月、八月、九月、ことに減しかったことが報告されています。ある工場では、午後七時、八時まで残業し続けているその日、他の工場では、午前・午後からほとんど仕事がないという労働日が、月間5~6日もあるという事実。従業員のみならず会社としてもそれは大変なマイナスではないでしょうか?
 仕事の絶対量が減少している現時点、工程管理のありかたに疑問が寄せられています。
 公平なチャンスが与えられていないのに、『評価』だけが決定されてしまうのでは、だれも納得できないでしょう。速やかな対策の改善が求められます。
 われわれユニオンは、これらのことも、団交、折衝の席で、重ねて強く訴えておきました。(小稗)

自分で考え、みんなで話し合い、一緒に行動しょう!


平河ユニオンは日本最大のナショナルセンター「連合」に加盟している、平河工業社唯一の労働組合です。

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2000円回答をめぐり各職場で集会!

ユニオンスクエア88 (2000年10月10日)

秋季賃金交渉速報
2000円回答をめぐり各職場で集会!
組合は、早期解決をめざし2役折衝を申し入れました。

 秋の賃上げをめぐる・平河ユニオンと会社の第4回目の団体交渉は、すでにお知らせの通り、10月5日午後6時30分より本社ページネータービルにて開催され、(組合側は従来の4役に加えて所沢分会の舟瀬執行委員が出席)この席で、会社は「前回の回答“1800円”に200円上乗せして、平均2,000円を回答する」と新たな回答を提示しました。これに対して組合側交渉員は、「2,000円台の回答については評価するが、同業他社の春闘相場と比べるとまだギャップがある」として再検討を強く求めました。しかし、会社は「今日がタイムリミットと考えて、精一杯の努カをした積もりである。経常利益が春よりはやや改善されているが対前年比で2桁台のマイナスとなっており、これ以上はまったく無理である。」として譲らず、話し合いは平行線をたどりました。
 結局、双方が明朝まで再度考えた上で連絡を取り合うことにし、ユニオンは、情報労連本部に待機していた他の執行委員も加えて、ただちに第34回執行委員会を開催しました。その結果、すべての分会で「職場集会」を開催し、その結果を踏まえて会社に回答することとし、10月6日、一斉に息休み集会や意見交換の場が各軸場で持たれました。この職場集会等における組合員のみな様の声を小稗書記長が集約した結果、委員長・書記長の2役で会社の責任者ともう一度話し合い何とか早期に解決できるよう努力することとし、そのむね会社窓口の西田課長に申し入れました。

8日(日)『拡大役会議』が開催されました。

 3連休の8日(日)・緊急に開催された拡大4役会議では、これらの経過を承認するとともに、6日の小稗書記長の申入れについて、至急会社の回答を聞くとともに10日中には何とか解決できるように、『2役折衝』の開催を会社に再度求めていくことにしました。

「人事制度の改革」「給与実態調査」確約」は評価
 
なお、全職場集会では「賃上げ額」については不満がありましたが、交渉の過程で会社が「賃上げ分の基本給への繰り入れ」や「評価の仕方・人事制度についての今までの会社の制度」に関するユニオンの見解を会社がよく耳を傾けたこと、さらに「給与の実態調査」を行うことなどを、それぞれ山下部長、安永さんを中心に会社として作業に入ることを確約したことについて評価するとの意見が多かったことも報告されました。

「その他の事項」についても真剣に討議!
 
拡大4役会議で、その他、最近職場で生じていることについて、細部にわたって報告があり、当事者も含めて、熱心な討議が続きました。

自分で考え、みんなで話し合い、一緒に行動しょう!

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平均1,600円の回答

ユニオンスクエア87 (2000年9月29日)

秋季賃金交渉速報  「春よりも明るい兆しあり」(会社言)
平均1,600円の回答
春と合わせても低すぎる回答に交渉員全員が再考を要求

 秋の貸金改定をめぐる第2回目の団体交渉は、9月28日午後6時より本社ページネータビルで開催されました。
  会社側からは、和田有史常務のほか山下管理部長、西田課長、幕田経理課長、安永さんが出席、組合側は窪田委員長、小稗書記長、服部・三浦副委員長、厚沢・佐藤書記次長の6人が出席しました。
 前回(9.20)の団交で、すでにユニオンの要求の根拠は十分説明してあり、今回は私たちの要求について、会社がどのくらい真剣に検討してくれるかが、注目される団交でしたが、回答は「平均1,600円の賃上げ、配分は、5段階評価で1と5はきわめて少ない」という内容でした。
 組合側は、「害の1,500円と合わせても3,100円の賃上げでは、連合などの世間一般はもとより、印刷業界の平均賃上げ額(4,600円)にも及ばない、超低額回答であり、会社業績を考慮してもとても納得出来る回答ではない」ことを強調、会社の再検討を強く求めました。また、「組合員の生活は、残業が少ない月などはとても苦しい」実情について、最近退社した人の例などから説明しました。
 さらに、配分についてはその『公正さ』についていつも疑問と不満が多いことを指摘し、できるかぎり公平感を感じさせるよう努めてもらいたいこと、交渉のなかで出た意見のうち、会社ができることについては、1つでもいいから、例えば全従業員の給与実態調査など実行してもらいたいと申し入れて団交を終えました。会社がさらに再度の検討を約束したことで今回の団交は終え、ユニオンは、次回団交に向けた執行委員会を、情報労連本部で、引き続き開催しました。

全職場で報告会を開こう!

 団交後、午後8時より開かれた第32回執行委員会では、交渉員の報告を了解するとともに、団交の様子を出来るだけ詳しく組合員にお知らせし、次回団交で会社が誠意をもって回答するよう、組合員一人一人の気持ちを、軸場レベルから会社に伝えていくことを、決めました。

平河の『和解』、京京都の広報に載る
◎都労委の窓口から◎
東京都地方労働委員会で平成十二年八月一日から九月四日までに取り扱われた事件は次のとおり。
〈〉内は申請者が使用者、双方または申立人が組合、使用者、個人、移行、双方等であることを示す。
◎終結事件
不当労働行為▽平河工業社(組合からの脱退を強要しないことほか=関与和解-協定締結)

自分で考え、みんなで話し合い、一緒に行動しょう!

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一時金交渉も妥結へ!

ユニオンスクエア62号 (1999年11月22日)

秋闘(賃上げ)に続き
一時金交渉も妥結へ!
昨年実績プラス平均2,500円と500冊図書券
500円~3,500円の幅。『ゼロ査定』なし。
早期解決に向けて連日交渉[15/17/18/19日⇒終結へ]

 99年秋の賃上げ交渉(秋闘)を「平均2,314円プラス平成12年1月から食事手当一律700円」で解決(協定内容は裏面に)したのに続き、組合は15日の要求書提出後、17日から3日間連続で、会社と交渉を持ち、19日午前の3役折衝(会社側:和田敦子・有史両常務・山下部長・柴田課長・西田課長・横川主任・安永総務課員/組合側:窪田委員長・三浦・服部両副委員長・谷書記長・全統一伊藤書記長)で最終的に裏面の内容で妥結する方向を確認しました。

会社は「昨年実績を超えて支給」の意味を強調し、
 組合は「一才間格差の世間水準」にこだわった。

17日の団交(組合側は14名出席)は、最初に秋闘に関する協定書に調印した後、直ちに年末一時金交渉に入りましたが、会社から口頭で「会社の業績が減収減益が続いていることと、景気の先行きが不透明であることから、昨年実績を上回るのは大変厳しい」という説明があった後、「0円から3,000円の幅で平均2,000円引き上げる」との回答がありました。組合は「2,000円アップの根拠は何?」「もし定期昇給が4,000円だとしたら、他社ではたとえば2.5ヵ月なら1万円は上がっている」と反論し、さらに引き上げることを求めました。
会社が「再考」を約束したために、組合ももう一度執行部で話し合って見ることにし、18日午後3時から3役折衝に入りました。しかし姿勢はほとんど変わらず、夜の第55回執行委員会で「時間の関係もあるので、会社から前進回答があれば、妥結か決裂の判断は交渉メンバーに一任する」との結論を出しました。

朝8時の3役折衝・一時緊迫
 19日早朝から始まった3役折衝は、今日中に決めないと支給が遅れるという緊迫した状況下でしたが、激しい意見の応酬の後、しかし「何とか解決しよう」という共通の認識の下で3役も休憩を取り・「査定ゼロを今回は出さないこと。
平均支給額を1,000円単位で上乗せすること」という組合側の最終譲歩案を、会社が一応のむ形で検討し、『
500円十500円の図書券』を提示、双方妥結の方向で持ち帰ることに同意しました。
冬期(年末)一時金の妥結内容 99.11.19労使合意事項
1.勤続2年以上の正社員に対して、昨年同期支給実績に500円から3,500円の幅で(平均で、2,500円)上乗せした金額を99年冬期(年末)一時金として支給する。査定幅は原則500円刻みだが200円刻みも有る。:平均支給額は381名の対象者に対して501,103円。
2.別に、「販売促進」的な性格の『図書券』(500円)を対象者全員に支給する。
3.一時金の支給日は昨年と同じ12月8日頃とする。

  自分で考え、みんなで話し合い、一緒に行動しよう!

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99秋闘妥結の方向へ

ユニオンスクエア61号 (1999年11月16日)

99秋闘妥結の方向へ
会社側、実施時期で不一致が露呈
執行部、決裂か妥協かで徹底討論


11.11信じられないことが起こった!
 前回の『スクエアNo.60』でお知らせしたように、この秋の交渉で会社は、11月9日の団交で「月例賃金で一律700円のアップ」を提案、組合は翌10日の執行委員会および11日昼休み集会で、組合員のみなさまのご意見をまとめ、11日タ方から「人数をしぼった話し合い」(組合側=窪田・小稗・三浦・谷・全統一伊藤)に入りました。
 はじめ、賃金項目(名目)でやや、やりとりがあり休憩に入りましたが、2回目の休憩後突然、会社から
700円のアップは、来年の1月からの積りもりでした」という、信じられない発言が飛び出したのです。
当然、交渉メンバーは激怒、というより驚きで口もきけなくなってしまい、和田淳子常務の「もう一度社長と掛け合ってくるから、明日の昼までに返事をします」と言うことばにわずかの期待を残して別れました。
 5人はただちに情報労連本部にもどり、植木全統一委員長も含めて対策を協議しましたが、あまりにも信じられないことなので、ともかく明日の返事を待ってからということにしました。

第53回執行委員会も呆然!結論は4役会議に
 11月12日の第53回執行委員会も、あまりのことに、会社の不手際や社長が団交に出ないことへの不信が続出、強硬意見も出ましたが、対策は4役会議で検討することになりました。
土曜休みを返上して開催された13日の4役会議でも、「団交の席上での発言に、言い忘れや確認漏れは有り得ない。謝罪文を求めよう!」「秋の交渉なのに1月からでは納得できない」という当然の意見が次々と出されましたが、結局「ストを含む闘争再開」か「いったん妥協して、一時金をはじめとする次の闘いに備えるか」という二者択一の状況で、4役としては、「今後の労使関係を考えたとき、会社のミス(それも童大なミス)は明らかだが、そのことを会社が率直に認めるならば、今回は譲ってもよいのではないか。3ヵ月遅れになるが、ともかく『月例賃金が実質700円アップした』と言う私たち平河ユニオン労働組合の今闘争の成果は生きているはず」という見解で一致、15日の会社との交渉に臨むことにしました。

15日の交渉と第54回執行委員会決定について
 15日の交渉で交渉メンバー(上記5名)は、「組合が10月からの賃上げを考えていたことは、会社も知っていましたね」と確認、「組合が執行委員会や職場集会まで開いて決めたことが、いまさら違っていたとは言えないという組合の事情も考えて欲しい」と再考を求めました。しかし、会社は「組合が悪いとは思わない。確認をしなかったのは会社に落ち度があるが、社長の許す範囲をすでにいくつも越えており、これ以上は変えられない」として、「700円は1月から実施」の内容で妥結して欲しいと、申し入れてきましたので、一応執行委員会に持ち帰ることに同意しました。

大胆に妥結しよう!しかし次なる闘いの準備を!
 15日夜情報労連本部で開催された第54回執行委員会は、団交での発言をひるがえした会社の責任は大きいが、会社がこれ以上の労使関係の亀裂を避けようと努力したことを評価、今回はこれでまとめることとし、年末一時金闘争に全力をあげることで、最終的には全員で一致しました。
組合員のみなさま、秋闘本当にご苦労さまでした。次の闘いに向けて団結をさらに固めましょう!

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会社、『700円アップ』を提案

ユニオンスクエア60号 (1999年11月11日)

秋闘速報
11.9断交報告

会社、『700円アップ』を提案
賃金項目(名目)は別途協議
「隔月払い」も月例化で検討開始

 会社の都合で延期されていた「秋闘に関する団体交渉」(スト後2回目)が、11月9日午後6時30分より本社にて、開催されました。
会社側出席者 和田(淳)・和田(有)両常務・喜多山取締役・山下部長・西田課長・横川主任
組合側    窪田委員長・小稗、佐藤(道)、三浦、各副委員長・谷書記長・厚沢書記次長・安孫子、長崎、佐藤(人)、長瀬、佐藤(三)、柳沢、河野各執行委員、リスマから金沢さん・全統一本部伊藤書記長

組合員には残業させない?という不当差別に抗議
 冒頭、組合側から「ここしばらく江古田の印刷場では、組合員には仕事がないから帰れと言って、就業後たくさんの仕事をニクミと思われる組合脱退者のみにやらせ残業代を稼がせている。明らかに不当差別で調査して欲しい。」と会社に申し入れたところ、会社も直ちに調査することを約束しました。

「基本給アップ」は難しいが、他の方法で努力
 引き続き本題の交渉に入り、早速、和田淳子常務から「何とか解決したいが、組合が求めている『基本賃上げでの上乗せ』はどうしても難しい。他の名目で上乗せする形でお願いしたい。」との発言があり、解決に向けて人数をしぼって話し合いたいとの申し入れがありました。しかし、組合は11月4日の執行部見解(スクエアNo.59参照)を強く主張、「なぜ別な名目でなげればだめなのか?ニクミと先行妥結したから基本給を動かせないのなら、組合もそこにこだわる。」と食い下がりました。会社は「
先行妥結がよくないということを知らなかった。今後は先行妥結は絶対にしない。基本賃上げで上乗せできないのは、会社の業績が4期連続ダウンのなかで労務費がかさむことは避けたいから。」と反論しました。
 結局、休憩後、組合は人数をしぼった話し合い(組合側=窪田・谷・小稗・三浦・伊藤)で会社の見解を聞いてから判断ということで申し入れに応じ、労使で様々な角度から話し合った結果最終的に会社から「これまでの回答2,314円に一律に700円を上乗せする。名目は残業の基礎計算に入らない名目で検討する」という非公式な提案がありました。組合は、再び休憩を取り検討の結果、「決裂」か「妥協」かの選択になっている大事なことなので、執行委員会でよく検討することとし持ち帰ることにしました。

「ともかく回答が動いたこと」評価
 第52回執行委員会=「基本給でないことは大いに不満、でも回答が動いたのは組合の団結の成果」
 11月10日に開催された、第52回執行委員会では、「現在の基本給が低過ぎる」「基本給で上がらないことは不満」「要求の5,500円にこだわるべきだ」と言う意見も多く出されましたが、最終的には、今後の労使関係を考えて、いったん妥結し、目前の「年末一時金」交渉や、会社が提案した「隔月払い」を「月例化」にするための交渉などに精力を注いでいくことがより大切ではないかということで組合員のみなさまの判断を仰ぐことになりました。

 自分で考え、みんなで話し合い、一緒に行動しよう!

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秋闘団交は一時延期

ユニオンスクエア59号 (1999年11月8日)

働く者の誇りにかけて『99秋闘』納得いくまでがんばろう!
世間並みの賃上げを!
   昼休み1時間化を!
        隔月払いを毎月払いに!

             2組との差別を止めよ!
秋闘団交は一時延期(山下家ご不幸のため)
今週早々に再開の予定
八日緊急執行委員会
九日中央闘争委員会で、今後の闘争方針を討議!

みなさまのご意見を至急執行委員へ(一時金要求も)
「方針」は、団交での会社の姿勢次第です。
 五日午後六時三十分から開催が予定されていた、「秋闘」に関する団体交渉(
ストライキ以後二回目)は、「会社側交渉員である山下部長のご親戚にご不幸があり、和田両常務も団交に出席できないので、一時延期して欲しい」との申し入れがあったため、今週に持ち越されることになりました。
 これに先立つ四日には、(すでに組合員のみなさまに執行委員より口頭でご連絡ずみと思いますが)平河ユニオン第五〇回執行委員会が開催され、団交に臨む組合としての最終態度が確認されています。

組合の主張
 私たち平河ユニオンの今期交渉における基本見解ははっきりしています。「2200円」という会社回答は、99春闘での世間相場から見ても、総売り上げ高の7%以上の経常利益を上げている会社の業況から言っても、何ら説得性がない。
 従来同様「労働組合と交渉して賃上げその他を決める」という関係を(つまりは、労働組合の団体交渉権を)認めたくないだけの回答と考える。もし会社が平河ユニオンを労働組合として真に認め、交渉で決める姿勢を示すならば、「妥協」も十分考えられる。しかし、「
ニクミ」と勝手に先行妥結してそれをユニオンに押し付けようとしている現在の会社の姿勢は絶対に承服できない。組合は、すでに四日の執行委員会で今後の闘争方針を決めていますが、会社が団交を拒否したり、新たな「前進回答」を用意しない場合には、再び強力な姿勢で会社の姿勢(不誠案団交という実質的な不当労働行為)を転換させる決意を固めています。
 八日、九日は闘争方針を決定する重要な会議となります(団交の日程によっては変更もあります)。年末一時金を含む、組合員のみなさまのご意見を執行部にお伝え下さい。今後の闘争方針に反映させたいと思います。


「監視カメラ」問題や「組合事務所」など
ニクミとユニオンとの差別待遇について

新たに、労働委員会に追加申請しました
 秋闘交渉の真っ只中ですが、江古田の窪田委員長の行動を監視しようと『隠しカメラを設置しようとした件』や『有給休暇の時期変更権を口実にした処分問題』さらには、『組合事務所などニクミには便宜供与をしながら、平河ユニオンには平和義務条項のある基本労働協約未締結を理由に、便宜供与拒否しているろこつな差別問題』などについて、平河ユニオンは、五日、東京都地方労働委員会に「
不当労働行為救済」を追加申請しました。調査は十一月二十四日の予定です。

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回答、「2,200円」から全く動かず!

ユニオンスクエア53 (1999年10月8日)

秋闘速報 団交報告-10.5~6団交について
回答、「2,200円」から全く動かず!
本社前、組合員の怒りの声ますます増大
 

 10月1日の「平均1,800円・0円~3,500円」の回答に対して、多くの組合員の前で和田(有)取締役が、「次回に努力」を約束したことを受けて開催された、10月5日の団交では、すでにご報告したように、「1,800円→2,000円→2,200円」と、若干の前進がありました。

平均2,200円はいぜん『低過ぎる』
査定0円~4,000円では『定昇にもならない!』

 しかし、今年の春闘の相場-労働省発表(主要企業)7,005円(平均)その他一にはるかに及ばない低額回答に組合側交渉メンパーは、「売り上げや経常利益が前年に比べて大きくダウンしているといっても、利益の絶対額も発表しないし、新工場など設備投資には相当な資金を使っている筈だし、しかもこの春の団交で会社は『10億円の利益といっても6億5千万円は税務署に持って行かれるのよ』と発言されていたことを考えると、いぜん優良企業である事は変わらない。なんとしてもこの回答では妥結できない。」と強く主張、回答の犬幅な前進を求めました。<*なお、5日の団交は、はじめ4日に予定されていた団交を組合員長谷川さんの『通夜』にあたったために、5日に変更したものです。>

「賃上げの一方的10月実施」強行発言に激しく抗議
 6日に開かれた団交は、冒頭、会社からの回答言に「平均2,200円,1,000円~4,000円」という金額回答につけ加えて、「新給与については、本回答の内容をもって支払い手続きを開始します」というすでに決定された表現になっていたことに、組合は激しく抗議しました。しかし、休憩後再開された団交では、「ユニオンならびにユニオンと同じ意見の人だけは10月払いをやめるが、その他の非組合員と平河21の社員は10月からこの内容で実施する」との発言があったため、組合は「さらに悪い。私たちはそういう平河の社員を分断させるような会社のやり方に反対しているのだ。仮払いなら全社員仮払い、昇給分だけ1ヵ月遅らして後にさかのぼるなら全社員そうするようにしてくれと言っているのだ。非組合員の方の意見はユニオンでも聞いて見ようと思っている。今は団交メンバーとしては、今日がタイムリミットで間に合わないと言うなら、全社員待ってもらうと言う方法を提案しているのだ。」と会社の見解に強く抗議しました。折しも、本社の中庭に10月1日を上回る多数の組合員が集まり、抗議の集会が行われていることを口実に、団交の席を立とうとしました。

次回、団交14日の団交はいよいよ大きなヤマ場です
 席を立つ会社側交渉員に激しく抗議した結果、次回を10月14日6時からと決めて、団交を終わりましたが、団交の途中で他から電話謡(内線)が入ったり、団交の様子を内線電話を上げたままにして他の人に聞かせているなど、本当の会社側責任者は地にいることが一目瞭然で、相変わらず団交が単なるアリバイに過ぎないことをうかがわせる交渉実態に組合の執行部は怒りを禁じ得ませんでした。集会ではそうした会社の姿勢に抗議するとともに、14日の団交で会杜の姿勢が不変なら、いよいよ実力で会杜の不当な姿勢をただそうということを確認しました。

ニクミ先行妥結・幹部独断で「自分たちだけ10月実施」を会社に回答!
 6日の団交で、会社から「2,200円」の低額回答でニクミは妥結したことと、休憩後に会社がニクミの平松委員長に聞いたところ、
「ユニオンがどうあれ自分達「21」だけは10月に支払いを実施してくれ」との回答があったとの説明を受けました。平河21が全社員のための組織ではなかったのでしょうか?ニクミよりはるかに多数の私たち平河ユニオンの組合員はもちろん平河工業杜の社員です。みんな同じようにしてもらいましょうよ。
 12日は労働委員会第5回審問が開かれます。午前10時都庁第1庁舎34F審問室です。

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10月5日団交速報

平河ユニオンかわら版 (1999年10月6日)

平河ユニオン かわら版  1999年10月6日
10月5日団交速報
平均1,800円→2,000円→2,200円
査定幅『0円~4,000円』に抗議
休憩後『1,000円~3,000円』中心。
結論
組合「5,500円の要求にもっと近づけよ!」
大幅な上乗せを要求して、6日に再会をせまる。
会社「10月支給に間に合わない」を連発

※休憩2回はさんで約4時間の団交。
※本日午後6時、団交を約束しました。応援を!

(手書きにて発行)

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働く者の誇りにかけて、『99秋闘』納得いくまでがんばろう!

ユニオンスクエア52 (1999年10月4日)

働く者の誇りにかけて、『99秋闘』納得いくまでがんばろう!
世間並みの賃上げを!
昼休み1時間化を!
隔月支給を毎月払いに!
2組との差別を止めよ!

10.1団交 賃上げ「平均1,800円」(前回に300円上乗せ)回答
「0円~3,500円」は変わらず。
『スト権』80.07%で確立!

会社回答に、『説得性』全くなし。
団交で、資料の出所も「300円」の理由も答えられず。組合員の抗議の声に一時中断。
多数の組合員の抗議の声、団交室に届く
 十月一日、午後六時より本社にて秋闘に関する二回目の団交が開催されました。
 出席メンバーは、会社側は前回と変わらず、組合側はリスマチックの金澤さんが前回の安孫子執行委員と交替しました。
 最初に、喜多山重役から、口頭で「前回の回答に平均三百円を上乗せして、一人平均一、八○○円の賃上げ」という回答がありました。組合側はその前に、前回宿題となっていた、「掲示板貸与」の件と「春の一方的振り込みに関する確認言」に関する件について、組合側の見解を明らかにし、会社は、もう一度持ち帰ることになりました。また『隔月払いを毎月払いに戻す件』に関しては、組合と会社でこの件に関する「小委員会」を設置して早急に解決策を見出だすことに組合は同意する旨を伝え、再び「秋の賃上げ」に関する交渉に入りました。組合は「なぜ上乗せが三百円なのか?前回の団交で、今年の世間の春闘相場や、定昇制度のある会社の例を引き合いに出しながら、五、五〇〇円の要求が決して不当な要求ではないことを組合が説明したことを、理解してくれたのか?その上でなお、この回答なのか?」について、会杜の説明を求めました。
 しかし、会社は「会杜の資料では印刷関係の平均は四、○〇七円なので、春の二、一八八円と合わせてそれに近付くようにした。」という説明だけで、資料の出所も明らかにできないとのことで、団交メンバーは、「これでは全く説得性に欠ける」として、再回答を強く求めました。
 途中、団交を心配して各事業所や工場から集まった多勢の組合員の「会社は組合に対する不当な姿勢を改めよ」という、大きな声が、会議室に聞こえたため、会社側交渉員は「こういう状態の中では、団交はできない」と席を立ったため、組合は抗議、結局一五分程度中断することになりました。

和田(有)取締役、「次回に努力」を約す。
 再開された団交でも、会社は「今日は団交を続けられない」と主張、話の途中で会社の責任者が席を立ったため、組合側交渉員はこれに強く抗議、「このままでは帰れない」として、会社の責任者が本社前に集まっている組合員に直接会社の姿勢を説明することを求めました。結局、和田有史取締役が全員の前で「次回の月曜には、みなさんの気持ちに応えられるよう、社長に話しをしてみる」と約束したために、とりあえずこの日の団交を終えることにしました。

次回「四日」に向け執行委員開催される。
『スト権80.7%』の重さに応えたい。
10月1日に行われた平河ユニオン初めての「スト権投票」の開票が、2日午前11時情報労連本部で行われました。
その結果、規約にある「組合員の過半数」をはるかに上回る「80・07%」の賛成で、「スト権」が確立したことが宣言されました。
 これを受けて、正午から開かれた第四〇回執行委員会は次回の一〇月四日の団交に向けた戦術会議を開催し、労使関係の厳しい中、なお、八割をこえる組合員が「今後の交渉いかんでは、『ストライキ権』を行使することに賛成する」と意志表示されたことを、重く受け止めて、これからの交渉に当たっていくことを確認しました。

トルコ・台湾大震災被災者救援カンパ
ご協力ありがとうございました。

 情報労連、全銃一労働組合の要請に基づいて、平河ユニオン支部が、みなさまにお願いしておりました「トルコ・台湾大震災」の被災者に対する救援カンパに関しまして、組合員および非組合員のみなさまから、深いご理解とご協力を戴きましてありがとうございました。
十月二日現在、左のとおり、集約致しましたのでご報告申し上げます。
本杜  10,208円
江古田 15,611円
舟渡  25,700円
神保町 11,363円
所沢   5,520円
常盤台  2,750円
市ヶ谷  2,612円
後楽   1,845円
(その他の分会も現在集約中です。)
計 75,609円
なお、トルコ地震のカンパをお願いしている最中に台湾でも大地震が発生したために、情報労連では折半して送金することに致しました。
 平河ユニオンとしては、とりあえず中間集約金として、右の総額を、全統一労働組合本部に送りますが、一〇日まで精切りが延期されましたので、未集約の分会は、それまでに御願い致します。

本日は、故長谷川組合員一の弔意を表すため、本社などの抗議の行動は、自粛されるよう、御願い致します。
平河ユニオン執行委員会

長谷川武司さん(江古田)のご冥福をお祈り致します。
10月1日夜、江古田分会の、長谷川武司さん(43才)が、交通事故のためお亡<なりになりました。
 ご遺族の方々に深くお悔やみを申し上げるとともに、長谷川さんのご冥福を心からお祈り致します。
全統一労働組合平河ユニオン支部

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一人平均1,500円(O円~3,500円)の回答に抗議!

ユニオンスクエア51 (1999年9月30日)

秋闘速報
9.28団交報告

一人平均1,500円(O円~3,500円)の回答に抗議!
何と、全社総額で67万5千円(450名・月額)の賃上げ!?
隔月払いを直ちに毎月払いを強く求める。組合員の83%が望んでいる

 生活の向上と労使関係の正常化をめざす、私たちの『99秋闘要求』に関する第1回の団体交渉は、予定通り、9月28日、本社会議室にて開催されました。会杜側からは、和田(有)・喜多山・小河各取締役・山下副部長・柴田・幕田・西田各課長、横川主任、安永氏の9名、組合側は、窪田委員長、小稗・佐藤(道)・服部・三浦各副委員長、谷書記長、厚沢書記次長、長崎・安孫子、柳沢・佐藤(人)各執行委員に所沢から船瀬さん・常盤台から葛西さん、そして全統一伊藤書記長の総勢14名が出席しました。
 はじめに、幕田課長から、本年8月までの業績について「売り上げが前年同期比6.7%・経常利益は同じく26・2%マイナス」であるとの発表があり、数字について質問したところ「売り上げは昨年97億・本年が91億5千万で対前年比5億6千万円マイナス」とのことで、利益については数字は発表されませんでした。組合は業績を無視する秋もりはないがもう少し詳しいデータを教えてくれないと、組合員への説明がつかないと主張し、いずれにせよこの回答では今年の世間相場である「労働省の主要企業平均7・005円」の半分でしかないこと、要求の「5、500円」は世間の「定期昇給」のある会社で言えば、黙っていても自動的に上がる程度の「ひかえめな要求」であることを強調し、再検討を強く求めたところ、会社は次回までに再検討することを約束しました。
 『隔月払い問題』については「月々変動することが杜員の生活を大変不安定にしていること」を強調するとともに、抜本的な解決を労使で話し合うことにしても、とりあえず『毎月払い』に戻して欲しいと再度訴えました。
 その結果、この件に限って労使で人数をしぼって検討してはどうかとの提案もあり、次回までに双方持ち帰ることにしました。要求の大きな柱である「未解決事項」については、とりあえず『掲示板』を6事業所についてのみ会杜は貸与すると提案があり、組合は「この件に関してのみの協定」を結ぶことを条件に一応・会社の貸与を受ける方向で検討することになりました。

『監視(かくし)』カメラ(?)設置問題で紛糾
 窪田委員長のいる江古田事業所で、明らかに窪田委員長を対象とした、委員長と女性組合員のいる事務室に『監視カメラ』のようなものが設置された事件で、組合はすでに9月18日に江古田分会の分会長を中心に、木内工場長宛ての抗議行動を行いましたが、結局その時点では、「わからない。本社の指示だから言えない。」と繰り返すだけで、責任ある回答をもらえませんでした。やむをえず、28日の団交でこの点を会社に問いただしたところ、暫く考えた後、和田取締役は「監視カメラのダミーで、監視カメラではない。」と説明されました。さらに、「今後全事業所に防犯カメラを設置する予定である」との発言もあり、組合側交渉員は会社の、そういう陰湿な政策に激しく抗議しました。

委員長ねらいの「懲戒処分」か?
 前回及び前々回の団交で、「委員長や副委員長が団交に出席した際、タイムレコーダーの打刻問題を理由に『懲戒処分』をだした件に関しては、団交出席の際のルールが決まっていなかったことを考慮して、会社が処分の撤回を検討する」ということになっていましたが、会社は「やはり処分を撤回しない」との回答が出されました。全くおかしなことで委員長ねらいの、意図的な処分ではないかと再度撤回を求めました。服部副委員長の件については再度検討することになりました。
 次回団交は、10月1日(金)午後6時からです。みなさんの力強い応援をお願いします。-詳細は役員から
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隠しカメラが入っていたと思われる箱の金属器具
穴にはヤスリが掛けられている。

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28日の初回回答を重視しょう!

ユニオンスクエア50 (1999年9月27日)

働く者の誇りにかけて、『99秋闘』納得いくまでがんばろう!
28日の初回回答を重視しょう!
もう、解決の引きのばしをユニオンは許しません。

今期の春闘相場は、史上最低とは言え『七,〇〇五円』(労働省)でした。
『定昇』ある企業は七、000円台が普通

世間並みの賃上げを!
昼休み1時間化を!
2組との差別をとめよ!

二八日の団交をみんで注目しよう。
 いよいよ「秋季賃上げ交渉」が始まります。九月一七日に提出した私たち『平河ユニオン』の秋闘要求に対する会社の回答が明日二八日の団交で明らかになります。
 すでに前号の『ユニオンスクエア』でお知らせしたように、私たちは九月に行なった「秋闘アンケート」と九月一四日に開催された「第二回中央委員会」での組合員のみなさまのご意見をもとに、①五、五〇〇円の賃上げ②歩合給などの隔月払いを元の毎月払いにもどすこと③昼休みの一時間化や組合活動への諸便宣供与など「昨年九月以来の未解決事項」の解決の三点をこの秋の交渉課題として会社に要求しています。
 その回答が、二八目の団交で明示されるのです。会杜は窓口の西田氏の話しでは、①の賃上げだけにしぼってほしい。との要望を持っているようですが、②の問題も③の問題も、これまでの交渉では結局「会社の一方的な結論」が繰り返されるだけで、「杜長がだめと言っているからだめ」という結果に終わっています。

本当の交渉になっていないこれまでの団交

 団体交渉は、労使が真剣に議論し、双方が相手の主張を理解しあって、一つ一つ解決していくものです。昨年九月、私たちが『平河ユニオン』を結成したとき申し入れた「8項目の申し入れ書」(掲示板・会社施設の利用など)については、「平和義務条項」(違法な条件)を理由に拒否していますし、「昼休みの一時間化」の要求にしても「終業時間を五時一五分にすれば」というだけで、「たとえば五分だけでも」という打診についても「時短につながる要求は一切のめない」という主張を変えようとしていません。「隔月払い」の問題も「将来賃金規則を整備改訂する」というだけで、結局「だめ」という姿勢を貫いています。私たちは、この秋の交渉で、世間並みの賃上げと同時にこういう会社の団交姿勢そのものを変えさせていくことに重点をおく積もりです。

「五、五〇〇円」はぎりぎりの要求。
 九九春闘は、史上最低の水準で終わりましたが、労働省の最終発表では「主要企業二七二社の平均は、七、○〇五円・2・21%」となっています。きちんとした会社には「定期昇給制度」があり、年齢が一才上がれば、自動的に六、〇〇〇円から八、〇〇〇円程度は上がっていくために、賃上げ(ベア)と合わせて、主要企業ではこの不況下でも、「平均七、○〇五円」という結果になるのです。
 印刷関連との比較など、裏面の「99春闘資料」(平河ユニオン調査部)参照して頂ければわかりますが、私たちの「平均五、五〇〇円」要求は、決して無理な要求ではないはずで、嘱託者の賃上げも含め、明日の団交ではこのことを会社に強く訴えていく予定です。

『争議権』を放棄することと、行使するかどうかとは、全くチガウ
 先日の「21タイムス」で「ニクミ」の執行部は、私たち『平河ユニオン』に対して、「ストストと騒ぐ愚か者」という、いわれなき「ひぼう」「中傷」を行いました。
 私たちは、会社が『争議権』を一切行使しないことをユニオンに求めてきたことを違法であり問題だと言っているのであり、『争議権』を行使することについて権利を放棄したあなた方から何も言われる理由はありません。

Photo

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秋闘要求、満場一致で決定!

ユニオンスクエア49 (1999年9月18日)

平均5,500円の賃上げ
隔月払い→毎月払いに
第2回中央委員会が盛大に開かれました。
秋闘要求、満場一致で決定!
その他継続事項の解決
『執行部はもっと強い姿勢で!会社の不誠実な姿勢もう我慢できない。行動だ』の声続出

「女性組合員の意見もっと反映させて」
 組合結成一周年直前の九月十四日、連合本部のある、お茶の水の『総評会館』小ホールで、平河ユニオンの第二回中央委員会が開かれました。委員会は、堀田委員(江
古田分会)の司会で姶まり、服部副委員長の開会のあいさつの後、議長に厚沢(舟渡)・佐藤(神保町)両氏を選出し、窪田委員長のあいさつ、来賓として植木全統一労働組合委員長、佐川西部地協議長から挨拶を頂いた後、議事に入りました。
 谷書記長、矢作執行委員が活動報告、服部、柳沢両氏による『秋闘方針案』提案に
続いて、小稗副委員長の特別レポートが発表されましたが、ユニークな分析に場内か
ら拍手と笑いが生まれました。
 また、今回は多くの参加者から発言があり「女性の意見をもっと組合活動に反映を」など率直な意見や執行部への注文が発表されたのが特徴的で、笑いの中にも緊張感あふれる中央委員会となりました。

これまでとは違ったやり方で。行動の時。
『秋闘方針』については、執行部提案通り、①賃上げ平均五、五〇〇円②歩合給・生産手当の『隔月払い』を元の『毎月払い』に戻すこと③その他、掲示板・会社施設の利用・組合事務所など組合活動上の諸便宜供与など未解決問題の解決の三点を要求することを満場一致決定しました。闘い方については、「これまでと同じやり方ではまた同じ結果になる。違ったやり方を考えるべきだ」とか、「もう、会社のやり方に我慢できない。行動するときだ!」などの意見が多数出たために、執行部としては、どういう姿勢でこの秋の闘いを展開するかについての説明があらためて行われました。

九月十七日、『要求書』を提出しました。
 中央委員会の決定にしたがって、平河ユニオンは、咋目、谷書記長より会社側に、裏面のような『要求書』を提出しました。

今回の要求は『掛け値なし』の本音の要求
第36回執行委員会で要求の重さを確認9.17
 中央委員会の要求決定と、会杜への要求書提出を受けて、9月17日に開催された第36回支部執行委員会では、各分会の報告の中で、若い組合員の賃金が余りにも低いことや、春の賃上げが要求に比し目茶苦茶に低かったことをふまえて、「要求案は低過ぎたのではないか」という意見まで出たほどでした。執行部としては、組合の存在をかけての秋闘と位置付け、九月二八日の初回回答重視することにしました。

トルコ大地震災被災者救援
全事業所で活発なカンパ活動
情報労連・全統一の要請に応え平河ユニオンでは、今トルコ大震災に対する救援の『カンパ活動』に取り組んでいます。幸いにみなさまの暖かいご理解を頂き、各事業所で『任意カンパ』活動は順調に進められています。会杜も了承されています。
締切り9/20(一次)・9/30(二次)

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